2024年11月8日

インフルエンザの流行が始まりました!

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

東京では木枯らし1号の声が。

朝晩は秋らしい冷え込みです。

空気の乾燥とともに流行るのが風邪やインフルエンザです。

神奈川県内では第44週(10月28日から11月3日まで)の

インフルエンザの定点当たり報告数が「1.11」となり、

流行開始の基準である「1.0」を超えました。

第44週(10月28日から11月3日まで)における保健所単位の地域別定点当たり報告数
インフルエンザの保健所単位の地域別定点当たり報告数

(参考)インフルエンザの定点当たりの報告数について

インフルエンザについては、

県がインフルエンザ定点として指定した約380の医療機関から

週1回患者数が報告されます。

定点当たり報告数が1.0以上の場合に「流行開始」となり、

10以上の場合に「注意報」、

30以上の場合に「警報」となり、

10未満になるまで警報は継続します。

インフルエンザシーズンは、毎年第36週から翌年第35週までの期間です。

(参考)神奈川県における近年の発生動向

神奈川県内では、2023/2024シーズンは

新シーズンに入った第36週(9月4日から9月10日まで)の

インフルエンザの定点当たり報告数が「5.45」であり、

流行開始の目安である「1.0」を超えていました。

また、第39週(9月25日から10月1日まで)に

報告数が「15.05」となり、注意報を発令しましたが、

の後、シーズン終了まで警報基準を超えることはありませんでした。

インフルエンザの定点当たり報告数の推移グラフ

(注記)2020/2021シーズン(灰色)は、2021/2022シーズン(黄色)と重なっています。

  •  インフルエンザの予防のためにはうがい・手洗いが一番です。

手洗いは、感染予防の基本です。コロナ対策の時と同じです。

外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。

インフルエンザワクチンの接種は、

感染後に発症する可能性を下げる効果と、

インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると

報告されています。

ワクチン接種による効果が現れるまでに2週間程度要することから、

接種を希望する方はこの期間を考慮してください。

乾燥を避けて、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

人混みへの外出の際はマスクの着用や手指衛生を心がけましょう。

  • 他の人へうつさないために

せきやくしゃみが出る時はマスクをするなどの、咳エチケットを徹底しましょう。

  • インフルエンザにかかったら

早めに医療機関を受診しましょう。

安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。




 

コメントをどうぞ