2021年5月30日

県立学校12校で女子トイレに生理用品を設置するモデル事業開始

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

経済的な理由から

生理用品の確保が困難な状況にある

「生理の貧困」が社会問題として取り上げられています。

先日開催された文教常任委員会でもこの話題は取り上げられました。

県立学校では、これまでも在校中、

生理用品が必要になった生徒に対して、

保健室で生理用品の提供等を行ってきました。

今後の県立学校でどのような取組を進めるか検討するため、

生徒のニーズや実状を把握することを目的として、

今回、12校の女子トイレに

生理用品を設置するモデル事業を始めることになりました。

実施期間は6月1日(火曜日)から8月31日(火曜日)までの3か月間

実施校は 県立高等学校では次の10校

白山、横浜緑ケ丘、二俣川看護福祉、大師、横須賀大津、茅ケ崎、平塚農商、山北、厚木東、伊勢原

特別支援学校は藤沢養護、茅ケ崎養護の高等部2校です。

生徒が必要な時に生理用品を取りやすいよう、

比較的利用する生徒が多い女子トイレの

共用部分(洗面台付近など)に、

生理用品を20~30個収納した箱を設置します。

生理用品の補充は、教員のほか、

トイレ清掃の当番の生徒や保健委員の生徒なども行います。

モデル校の生徒に対し、ホームルームなどの教育活動や

Google Classroom等を活用したメールの配信、

ポスターの掲示などにより、

モデル事業の趣旨の啓発を行います。

生理用品の利用状況や生徒等へのアンケートを行い、検証します。

今まで潜在的なニーズとしていわれていたものが、

はっきりとマスコミ等で取り上げられ

県教委がすぐにモデル事業を始めたのはよかったです。

実施期間が夏休みを挟んで短いことと

趣旨の周知と

有価のものが無料で提供されることの

状況が落ち着くまでの期間等考え合わせると

心配はありますが、

本質的な問題として

「貧困」にある子どもたちの存在は否定できません。

生理用ナプキンは氷山の一角です。

食事も生活用品も

文房具や教科書代、交通費も、

高校生の負担は義務制以上に大きいです。

進路もままならない

困難をかかえた子どもたちの実態調査こそ

必要なことではないかと思います。

高校の授業料の全面的無償化や

奨学金制度の問題、

子どもたちの抱える問題解決に

この「生理の貧困」が

多くの大人を巻き込んで考える始まりと

なってくれると

期待します。




 

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