環境農政常任委員会 3日目
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
今週は
特別委員会、予算委員会、常任委員会と
断続的に開催され、
あっという間に金曜日を迎えました。
今日は
環境農政常任委員会の
第3日目。
きしべ都も
質問、
議案に対する意見発表を
いたしました。
今日の質問項目は
1.特定外来生物の対策について
外来生物は、本来国内に生息していなかったものが
人為的に海外から国内に持ち込まれたものです。
県では、特定外来生物に指定されているアライグマについて
県が防除実施計画を策定して取り組んでおり、
今回、第3次神奈川県アライグマ防除実施計画素案について報告されました。
○アライグマにより農作物等への被害がもたらされているが、最近5年間の状況について
○アライグマ防除対策について、県と市町村でどのように役割分担しているのか
○県民の理解を得るためにどのような取組をこれまで行ってきたのか、
○今後の普及啓発について
○アライグマのほか、タイワンリスによる被害の状況
○タイワンリスについては、県では防除実施計画を策定していないが、
タイワンリスについては、どのように対策に取り組んでいるのか。
○タイワンリスがもたらす被害や影響などについて普及啓発にどのように取り組んでいるのか
アライグマやタイワンリスについて、
県と市町村が連携して対策を行っていますが、
なぜアライグマやタイワンリスを防除しなければならないのか、
農作物被害や生活被害だけでなく
感染症にかかるおそれや生態系への影響など
十分に理解していただかなければ、
餌付けをすることなどにより、
対策の効果を減じさせることになってしまいます、
効果的に対策を行うためには
県民への理解のために、様々な手法を検討して、
普及啓発が必要です。
2.まきば館及び周辺施設の民間貸付について
大野山乳牛育成牧場は、
50年近くにわたり地元の協力をいただきながら、
県の酪農、畜産業の発展に寄与してきました。
今後、県営乳牛育成牧場を廃止しても
畜産振興に有効活用できるとして
まきば館と周辺施設については
意欲ある民間事業者を選定して
貸付ることになりました。
慎重な選定はもちろん、
畜産振興や地域の活性化につなげることが
重要と指摘しました。
3.かながわ海岸美化財団の美化啓発事業等について
7月31日に
かながわ美化財団と海岸での美化活動を
現地調査しました。
今回、財団の平成26年度の事業報告書が提出されました。
海岸ごみの美化啓発事業の現状等や内容について、
海岸清掃ボランティアの参加者が、
平成26年度、年間15万人を超え
参加へのはたらきかけや
海岸美化ボランティア団体、
相互連携を図るため交流事業、
環境学習の取り組
今後、県民に広く参加を求めていくとりくみなど
質しました。
かながわ海岸美化財団が
清掃を管轄している海岸は
約150kmにも及びます。
神奈川の美しい海岸を
美しく次世代に引き継ぐためにも
海岸だけでない、
山、川、海をふくめた美化活動と
県民の参加、啓発事業
など重要です。