2024年8月 のアーカイブ
横浜防災フェア2024は9月7,8日
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
昨年は関東大震災から100年で各地で防災イベントが行われました。
各町内会でも防災訓練が行われます。
9月7,8日に赤レンガ倉庫で
普段見ることのできない防災関係車両や
ブースの出展、
海上での水難救助訓練の実施や船舶の紹介、
横浜市消防音楽隊の演奏、
ステージイベントの開催など、
大がかりなイベント、横浜防災フェアが内容盛りだくさんに行われます。
家族で楽しみながら防災について学ぶのもいいかもしれません。
〇日時 9月7日(土曜日)10時30分から17時00分まで
8日(日曜日)10時30分から17時00分まで
〇会場 横浜赤レンガ倉庫イベント広場(中区新港1丁目1番1号)
〇主催 横浜市、株式会社アール・エフ・ラジオ日本
〇主なイベント内容
時間 | 9月7日 内容 |
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10時30分~ | ○オープニングステージ 出 演:山中竹春横浜市長 ラジオ日本髙橋洋一社長 横浜市消防音楽隊 |
11時00分~ | 〇横浜市特別高度救助部隊、水難救助隊、消防音楽隊による特別ステージ |
12時00分~ | ○ラジオ日本 「マツラジ 横浜防災フェア2024公開録音スペシャル!」 出 演:EXILE松本利夫、スカイサーキット松本勇馬 ゲスト:Lucky²、DJダイノジ |
15時00分~ | ○横浜市消防局水難救助訓練 |
16時15分~ | ○ラジオ日本「スペシャルライブステージ」出演:.BPM、YUM!-TUK! |
時間 | 9月8日 内容 |
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11時00分~ | ○横浜市消防音楽隊ドリル演技 |
13時00分~ | ○防災トーク2024~能登半島地震災害から学ぶ地震への備え~ 司 会:高倉亨ラジオ日本報道部記者 出 演:青木陽介(東京大学地震研究所准教授)、 赤プル(お笑いタレント・防災士)、横浜市消防局職員 ほか |
15時00分~ | ○横浜市消防局、海上保安庁、神奈川県警水上警察の船舶紹介 |
15時40分~ | ○ラジオ日本「スペシャルライブステージ」出演:YUM!-TUK! |
厚生常任委員会県外調査報告三日目
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
引き続き 厚生常任委員会県外調査の報告です。
三日目 、5ヵ所目の調査地は
米子コンベンションセンター会議室にて
鳥取県聴覚障害者協会のみなさんと
鳥取県福祉保健部ささえあい福祉局障がい福祉課長から、
2013年の全国初で「鳥取県手話言語条例」の制定や
その後の手話施策推進協議会の設置や
推進計画の策定、手話での県観光ガイドなどの取り組み、
手話言語の普及や啓発、手話言語を通じた交流の推進、
地域の活性化等を図る取組を伺いました。
県内3ヵ所に聴覚障害センターをおき、
さらに就労支援センター、
「きこえない・きこえにくい子どものサポートセンター」と合わせ、
身近な地域で活動や相談、日頃の居場所を提供、
この10年で毎年、鳥取で開催される手話パフォーマンス甲子園も
参加が増加、節目となる昨年の大会では69チーム、
全都道府県から参加があったそうです。
今年は来月22日に「とっとり手話フェス」と合わせて行われます。
そのあと、財団法人聴覚障害者協会事務所に伺い、
遠隔手話通訳サービスのブースや目で聴くテレビ、
ノックやドアチャイムなどの音を振動やフラッシュで知らせる機器など
見せていただきました。
協会では聴覚障害の方々の支援とあわせ
研修などで広く県民のみなさんにも周知を広げる活動もされています。
早朝からご対応いただきありがとうございました。
当事者を支えることは大変重要です。
同時に、ケアする家族や周囲の方々へ支援や、
一般の方への周知や啓発も併せて進めていくことが
共生への確実な道だと思います。
厚生常任委員会県外調査報告二日目
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
引き続き厚生常任委員会県外調査の報告です。
二日目、三か所目の調査地は石見銀山を拠点とする中村プレイスさん。
義肢装具を作って今年12月に創業50年を迎えます。
医師の処方に基づくオーダーメイドから
医療用、リハビリ用の義肢装具を
シリコーンを使った新素材、新技術と開発を重ね、
そしてリアルさと美しさのメディカルアート装具まで、
職人技と技術開発で患者、利用者や家族を支え、
喜ばれる装具作りをめざしています。
日常生活だけでなくパラスポーツの競技生活も支える
誠実でやさしいものづくりです。
中村ブレイスさんは
地域創成、地域活性化にも尽力されていて、
石見銀山の街並みの保全、古民家再生、
大学との連携による事業や古民家を活用した文化活動に
私財を投じて貢献されています。
本社の工場を見学した後、
説明を受けたのは島根大の学生がイベントや企画展を行う
「まちを楽しくするライブラリ」で、
行灯型の本棚やえほんのどうくつのある本当に素敵な空間です。
再生した古民家は住居として社員や県外の方が使われていたり、
パン屋、ジェラートなど店舗としても活用されています。
銀山にむかう懐かしいような古い街並みを
この街の再生に尽力する思いも一緒に味わっていただきたいと思いました。
義肢装具のものづくりだけでなく
我が町へのブレイス(支える)に込められた思いに感動した視察となりました。
4ヵ所目の調査地は松江市の和光産業さん。
創業開始より積極的に障害者雇用に取り組んでおり、
職親会の委託にはじまり、
障がい者就労の定着、継続に取り組み、
今では従業員の2割が障害者で、
なかには勤続何十年のベテランが
リーダーとして指導しているといった状況です。
また、和光グループでは、
一般就労、A型B型、自立訓練、共同生活支援、相談支援、農福連携と
幅広く取り組んでこられ、
事業所ごとの役割と連携のなか、
生活・就労・人生を支える取り組みを行っています。
雇用者の加齢・高齢化に伴って生じてくる
生活・住まい・老いの課題に
障がい者・高齢者の共生型サービスほか、
特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅等、
障害者の方へ、働く場所の提供にとどまらない
障害者の生活支援を行っています。
課題にどうすべきか、何をすべきか
さまざまなチャレンジを重ねてこられたとのこと、
必要な財源を市町村、県、国、団体、企業の助成金と調べて
何度も応募し、調達の工夫も重ねてこられています。
地域で安心して働き、生きがいを感じながら暮らし、生活していける
場所や機会を作ってこられています。
「障がい者自立支援の道は生活、就労、人生を支えること」、
その先の将来を見据えた事業展開と突破力に、
先進事例以上の示唆をいただきました。