2022年12月 のアーカイブ
横浜でもインフルエンザの流行が始まりました
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
先週、県央でインフルエンザの流行が始まったことをお伝えしましたが、
昨日横浜でもインフルエンザの流行気に入ったと発表がありました。
横浜市の感染症法に基づく感染症発生動向調査で
令和4年第 51 週(12 月 19 日~12 月 25 日)の全市集計において、
流行開始の目安となる基準
1 定点医療機関※1当たり1週間の患者報告数 1.00 人を超え、
「2.61」となったそうです。
その前の週は0.91だったので一気に増加しています。
<報告数の推移>
令和4年 第 48 週 11 月 28 日~12 月4日 0.16
第 49 週 12 月5日 ~12 月 11 日 0.43
第 50 週 12 月 12 日~12 月 18 日 0.91
第 51 週 12 月 19 日~12 月 25 日 2.61
新型コロナ・インフルエンザにそなえ、
手洗いと咳エチケットをお忘れなく!!
インフルエンザ予防のポイント
インフルエンザの予防策は新型コロナウイルス対策にも有効です
☆かからないように
〇流水と石けんで丁寧な手洗いをしましょう
〇アルコール製剤による消毒も効果的です。
〇加湿器などを使って、室内を適切な湿度(50~60%)に保ちましょう。
〇外出して人混みに入る際には、不織布製マスクを着用しましょう。
【参考】厚生労働省 HP 「令和4年度インフルエンザQ&A」
感染レベルを「レベル3」の「医療負荷増大期」に引 き上げ
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
かながわ県内の感染状況は、
新規感染者数が連日 1 万人を超えており、
数の上 では 1 日約2万人を記録した第7波に次ぐ規模になっています。
そうしたなか、県内の医療提供体制は、
重症患者の 救急搬送や入院が
「困難になっている」という状況ではありませんが、
外来を希望する方々は多く、
重症化リスクの低い方の受診も多く、
ひっ迫しつつあります。
先日、報告させていただいたように
インフルエンザの感染者も増えてきており、
コロナとインフルとの同時流行への警戒も必要になっ てきています。
県は昨日、 新型コロナウイルス対策本部会議を開き、
流行の深刻度を示す指標「レベル」を
2(感染拡大初期)から3(医療負荷増大期)に引き上げました。
県はレベルを上げる目安として
「重症患者の搬送に支障を来している」ことを要件の一つにしています。
現在、救急搬送先の調整に時間を要することはありますが、
入院待機者は出ていません。
また、入院委ついても、26日の入院患者数は1864人となっており、
県が「最大確保病床」とする2200床に近くなっていますが、
病院の自主的な取り組みで実際には2300床近くに増えているとのことです。
重症患者はまだ58人と少ない状況でレベルを引き上げたのは、
年末年始に発熱外来が一層逼迫(ひっぱく)すると予想されるためです。
すでに今月中旬のききとりで
「発熱診療等医療機関」の7割が「逼迫している」と回答し
県内2200か所余りの発熱診療等医療機関のうち、
年末年始に開院するのは一日当たり平均300か所以下の予定が示されているからです。
受診できる医療機関が少なくなるなか、
重症化リスクが低く症状が軽い方が、
より多く発熱 外来を利用する状況が続くと、
医療機関がひっ迫し、
生命の危機にある 重症の患者が受診や入院ができない
といった事態を招きかねないとし、
年末年始における医療のひっ迫を、
何としても回避する 観点から、
感染レベルを「レベル3」の「医療負荷増大期」に引 き上げ
県民の皆様によりいっそうの感染予防のとりくみ等をお願いしています。
病床は逼迫していないことや
全国旅行支援などの経済政策との整合性を図る観点から、
県民への行動自粛の要請は不要と判断し、
「現状では宣言を出さない」としています。
「基本的な感染防止対策の徹底」
「医療のひっ迫を防ぐ行動」
2つを中心に、
医療現場のひっ迫を回避するためにご協力をお願いしています。
ご注意!!来春のスギ・ヒノキ花粉飛散量はかなり多いようです。
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
県の自然環境保全センター(厚木市七沢)では、
春のスギ・ヒノキ花粉飛散量を予測するため、
県内のスギ林30箇所とヒノキ林40箇所で
花粉を飛散させる雄花の着花量調査を実施しています。
先日、今年度の結果をまとめ、公表されました。
以下、記者発表の転記です。
1 調査結果の概要
今回のスギ調査では、
スギ林30箇所の着花点数の平均値は77.8点となりました。
この値は、昨年の37.8点および
過去26年間の平均45.8点を上回り、
過去最高の値となっています(図1)。
一方、ヒノキ林40箇所の着花点数の平均値は59.8点となりました。
この値は、昨年の40.7点、過去11年間の平均45.1点を上回り、
11年間で2番目の値になりました(図2)。
スギ・ヒノキは猛暑であると
雄花の着花量は多くなる傾向にあります。
令和4年夏の7月は猛暑、
8月は平年を下回る気象条件でした。
7月の猛暑と前年がやや少ない年となったことが、
雄花の着花量が多くなった要因と推定されます。
今回の調査結果から、
令和5年春の花粉飛散量は、
スギ・ヒノキともに前年(令和4年春)に比べて大幅に増加し、
例年よりも多い大量飛散が予測されます。
2 調査の概要
(1) スギ
① 調査期間 令和4年11月1日から同月24日まで
② 調査地 県内の森林地帯を次の4地域に区分し、合計30箇所を調査しました。
地域 | 調査地 | 箇所数 |
県北部 | 相模原市緑区 | 6箇所 |
県央部 | 厚木市、愛川町及び清川村 | 9箇所 |
県北西部 | 秦野市、松田町及び山北町 | 6箇所 |
県西部 | 小田原市、南足柄市及び山北町の一部 | 9箇所 |