2022年1月 のアーカイブ
新たな療養開始パターン「自主療養」とは?
みなさん、こんにちは、きしべ都です。
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が広がっています。
昨日29日の県内新規感染者数は8699人、
横浜市内で4524人、
南区内でも306人といずれも過去最多を更新しました。
このオミクロン株の急拡大を受け、
神奈川県では
重症化リスクの低い方で
抗原検査キットや無料検査で陽性が判明した場合は、
医療機関の診断を待たずに自ら療養を始められるよう、
「自主療養」が選択できるとしました。
若い方や基礎疾患のない方は
重症化の可能性が低いことが分かってきた一方、
重症化リスクが高いとされる高齢者への感染が徐々に広がっていることから、
限られた医療資源をリスクの高い方へ
重点的に提供するためと説明がありました。、
(注意)医療機関での検査で陽性になった方は「自主療養」をお選びいただけません(自主療養届出システムで自主療養届を発行できません)。
以下、県のHPを貼り付けました。
1 感染への備え
1 予め準備しておくこと
自らが感染した時に備え、予め市販の解熱剤や咳止め等薬や、最低3日分の食料(親族からの協力やネット通販の利用等ができない方は10日分)、1人2個以上の抗原検査キットを準備しましょう。
家庭内でもマスクを着け、消毒が出来るよう、人数分のマスクやアルコール消毒液を準備しましょう。家族に感染者が発生した時に備え、家の中での感染者の隔離方法も予め検討してください。
症状が現れた場合は、お手元の抗原検査キットを使用してください。
2 セルフテストで陽性が判明した時は
陽性時に医療機関を受診しなければならない方
50歳以上 | |
重症化リスク因子あり | |
5歳以下 | |
妊娠している(可能性含む) | |
肥満(BMI25以上) |
50歳以上の方、5歳以下の方、
重症化リスク因子がある方や妊娠している(妊娠の可能性がある)方、
肥満(BMI25以上)の方がセルフテストを行い、
陽性が判明した場合は、必ず医療機関を受診してください。
受診できる医療機関については、発熱診療等医療機関のページをご覧頂くか、
自治体の相談窓口にお問合せください。
BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
陽性時に自主療養をお選び頂ける方
- 6歳から49歳までの方
- 重症化リスク因子がない方
- 妊娠していない
6歳から49歳までの方、重症化リスク因子がない方、
妊娠していない方がセルフテストを行い、
陽性が判明した場合は、自主療養を選択することができます。
自主療養を選択した場合の行動は、次の「自主療養を行う方へ」をご覧ください。
2 自主療養を行う方へ
1 毎日の健康観察を行いましょう
体調の変化に気付けるように、毎⽇の検温をお願いします。お⼿元にパルスオキシメーターがある⽅は、⾎中酸素飽和度の測定も⾏ってください。
なお、「自主療養届出システム」を利用頂くことで、LINE通知やAIコールがあなたの健康観察をアシストいたします。
2 周りの人にうつさない配慮をお願いします
自主療養期間の間はほかの人にウイルスをうつしてしまう可能性があります。可能な限り外出を控え、同居の家族がいる場合は極力接触を避けるよう隔離等の措置を行ってください。
3 体調が変わったら医療機関を受診してください
毎日の健康観察で気になる症状がある場合は、自治体の相談窓口にご相談頂き、医療機関を受診してください。特に症状が重い場合等、急を要する場合は自主療養システム回答時にお知らせする「コロナ119」にご相談ください。
3 自主療養届出システム
自主療養が出来る方が速やかに自主療養を行って頂けるよう、「自主療養届出システム」をご用意しました。同システムをご利用頂くことで、毎日の健康観察をLINEやAIコールによりアシストしてもらったり、療養開始を示す書類を発行することができます。
南区健康講演会「オーラルフレイル予防と南区の健康づくり」は中止になりました
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により
またもやいろいろなイベントが中止になっています。
2月13日に予定されていた
南区健康講演会「オーラルフレイル予防と南区の健康づくり」は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
開催を中止することになったそうです。
県でもこの「オーラルフレイル」対策にとりくんできたところです。
健康と要介護の間には、
筋力や心身の活力が低下する「フレイル」と呼ばれる段階があり、
その手前で、
“オーラルフレイル”(ささいな口の機能の衰え)の症状は現れます。
食事でよく食べこぼすようになった、
固いものが噛めなくなり、むせることも増えた。
さらに滑舌も悪くなってきた・・・。
こうした状態が続くようであれば、
それはささいな口の機能の衰え、
“オーラルフレイル”の可能性があります。
マスクを着用する生活が続き、
口の周りの筋肉を使わなくなるなど、
噛んだり飲み込んだりする力が衰える
「オーラルフレイル」の懸念が高まっています。
オーラルフレイルが進むと
身体全体のフレイル(加齢に伴い心身機能が低下すること)に
つながりやすいと言われ、
日頃から口の周りのささいな衰えを見逃さず、
いつまでも食事を楽しめる口の機能を維持することが重要です。
今回の子宴会と地域でのとりくみ発表は中止ですが、
コロナ対策と一緒に
身近な健康づくりにも気にかけてみてください。
中等症・軽症の病床を「災害特別フェーズ」に引上げ
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
世界的に急速に拡大しているオミクロン株ですが、
神奈川県でも1月2日に初めて市中感染による患者が確認されて以降、
感染が急拡大しています。
今日の報道では全国の自宅療養者が10万人を超えたそうで、
昨日の集計では横浜市でも10976人が自宅療養となっています。
流行している変異株「オミクロン株」は
重症化しにくい傾向があるとされ、
入院せずに自宅で療養する人が日々増えている状況で
感染力の強さから隔離などを行うことが難しく、
家庭内感染や再感染が相次ぐ事態となっていると思われます。
県では、1月6日にすべての病床の確保フェーズを
「1」から「3」に引き上げたところですが、
その後も中等症・軽症の入院者数が増加傾向にあることなどから、
21日に、中等症・軽症の病床確保フェーズを
「3」から「災害特別」に引き上げています。
また、併せて、医療機関での病床拡大や救急医療体制の堅持のため、
県内医療機関に対して、
医師が延期可能と判断した入院・手術の一時停止の要請、
転院の促進の要請を行いました。
フェーズ上げ後の確保病床数
重症用 | 160床 |
中等症・軽症用 | 1,890+340(=2,230)床 |
計 | 2,390床 |
<参考>フェーズ毎の確保病床数
(単位:床)
病床の区分 | フェーズ1 | フェーズ2 | フェーズ3 | フェーズ4 | 災害特別 |
重症用 | 100 | 130 | 160 | 210 | 210+60 |
中等症・軽症用 | 900 | 1,170 | 1,540 | 1,890 | 1,890+340 |
各フェーズ合計 | 1,000 | 1,300 | 1,700 | 2,100 | 2,100+400 |
宿泊療養施設についてのお問い合わせ先
電話番号 045-285-0636(受付時間 平日9時から17時)
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