2020年11月 のアーカイブ
「かながわ就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画」を策定、就職氷河期世代の方々への支援がはじまります。
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
県では、いわゆる「就職氷河期世代」の方々への
支援が課題として取り上げられてきました。
バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に
学校卒業期を迎えた「就職氷河期世代」の方々は
景気の急速な冷え込みにより就職状況が悪化しました。
求人数の大幅削減のほかにも、
企業の業績悪化や新興国との競争激化によって
新卒を企業人として育成する余裕がなくなったことや
就職の際に収入と生活の安定を求めて
本人の能力や専門知識とはかけ離れた職場を選択せざるを得なくなったことなど
就職ミスマッチ、新卒切り、新卒使い捨てなどの言葉も生まれました。
今年度の対策についてコロナ禍でおくれていましたが、
国、県を含む地方自治体、産業界(労使)、関係団体等で設置した
「かながわ就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム」において、
支援策等をとりまとめた
「かながわ就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画」が
策定され発表されました。
計画の主な内容
(1)不安定な就労状態にある方
相談体制の充実、就職支援や職業訓練の実施・強化、スキルアップ支援、正社員への転換支援等の取組により、正規雇用者数を3年間で21,600人増やすことを目指す。
(2)長期にわたり無業の状態にある方
地域若者サポートステーションを中心に、ご本人やご家族の希望に応じ、求職活動へ踏み出すための支援を行い、就労やその他の職業的自立につなげることを目指す。
(3)社会参加に向けた支援を必要とする方
ご本人やご家族の希望に応じ、市町村における居場所の整備のほか、状態に合わせた支援を行うための多様な取組を推進し、社会とのより太いつながりが生まれることを目指す。
計画の期間
令和2年11月11日から令和5年3月31日まで
60歳未満の単身者の方でも県営住宅に申込みが可能に!
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
13日から県営住宅の定期募集が始まります。
今回の募集からこれまで
高齢の方に限られていた単身者の方の申し込みが
60歳未満の方でも申し込めるようになりました。
低所得の非正規雇用者のかたがた等の
生活不安が社会問題化していることを踏まえたもので
先の県議会で神奈川県県営住宅条例等が改正されました。
県営住宅の申し込みには一定の要件を満たす必要があります。
また、応募者が多数の場合は抽選になります。
11月の定期募集は
令和2年11月13日(金曜日)~12月1日(火曜日)です。
詳細は、下記URL「神奈川県県営住宅 募集のしおり」をご覧ください。
URL:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6022/p28450.html
なお、県内の市町村窓口、公共職業安定所、
県の各地域県政総合センターなどで募集のしおりを配布しています。
「発熱等診療予約センター」スタート!
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
昨日は立冬、気温もさがり、空気も乾燥する季節がやってきました。
今まで続けてこられた、感染症対策を継続いただき、
健やかにお過ごしください。
これから季節性インフルエンザの流行期を迎えるにあたり、
発熱などの症状から新型コロナウイルス感染症と疑われ、
受診する医療機関が見つからない、
いわゆる「受診難民」となることが心配されます。
神奈川県では、
発熱などの症状のある方が、
かかりつけ医での受診ができない場合、
その方に代わり診療可能な医療機関の予約を行う
「発熱等診療予約センター」 をスタートさせました。
皆様から各医療機関へ
直接、受診予約が可能か否かに関する問い合わせ電話が殺到しますと、
医療機関の作業負担は非常に大きくなり、
結果として医療行為にも影響を及ぼしかねないということで、
県が間に入って予約調整を行うことで、
医療機関の負担を軽減する効果もあります。
さらに、季節性インフルエンザの流行期における対策は、
各市町村や保健所における課題でもあることから、
今回、県が一括して全県民を対象とした施策を展開することで、
各地域における行政の負担も軽減できるものと考えたものです。
【「発熱等診療予約システム」の仕組み】
発熱や咳、喉の痛みにより診療を希望する場合、
- かかりつけ医に診療が可能かどうか相談する
→可能ならばそのままかかりつけ医での受診 センターへの電話は不要です
- かかりつけ医がいない、または
発熱などの症状で、かかりつけ医で診療ができないと判断された場合
→「発熱等診療予約センター」へ診療希望の電話をする
0570-048914 9:00~21:00 土日、休日も受付
(注記)一部IP電話など上記番号へつながらない電話は045-285-1015へ。
- オペレーターが、症状や受診を希望する地域など、詳細を伺います
- (一度電話を切ります)
→オペレーターは、指定している医療機関のうち相談者の希望に合った医療機関を選定し、
予約が可能か電話等で確認した上で予約の確定をし、結果を相談者へお伝えします。
- 申し込みをされた方は指定された日時に、指定された医療機関を受診します
予約先となる発熱診療等医療機関は、現時点で400以上の医療機関を指定しています。
県内を含む2か所のオフィスで、合計20人のオペレーター体制で、
スタートし、初日に232件、2日目は136件、3日目は184件
の電話があったそうです。
診療の予約を受ける発熱診療等医療機関は
現時点での指定件数は1,332件となっています。