南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2014年1月 のアーカイブ

2014年1月30日

バイターンってご存知ですか?

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

田奈レンジャーで有名な
県立田奈高校に伺いました。
田奈高校は
県内3校のクリエイティブスクールの一つとして
学習支援
キャリア教育
地域の協働を
大きな柱にしています。

ちなみに田奈レンジャーっていうのは
田奈高校に出没する正義のヒーローです。
「学校を面白くしてやろうじゃないか」と
2007年以降体育祭や文化祭で
カラフルな衣装で
コントやダンスを披露、
生徒の人気者として
テレビや新聞にもとりあげられています。
低迷していた生徒の行事参加率は
田奈レンジャーの登場以降瞬く間にアップしたそうです。

今日は田奈レンジャーでなく、
田奈高校での先進的なキャリア教育の実践を伺いました。
田奈高校では3年間を見通したキャリア教育を展開していますが、
さらに校内に「キャリア支援センター」を立ち上げ、
在学中から卒業後もふくめ学校外の地域、企業、団体と連携、協働し
就労支援やキャリア相談を行い、
進路、再挑戦、困難、心配事などへのの相談に応じたサポートをしています。
相談体制では
田奈パスと呼ばれる相談室には
横浜市のサポートステーションと連携したキャリアカウンセラーとキャリアコンサルタントが
就職、進学、履歴書、面接指導、職務経歴書、労働相談、生活全般など
有資格者が専門的に対応します。
就労支援では
就業体験の機会として
保育・介護プログラムを行っています。
経済的な困難を抱えた生徒を対象として
働きながら資格を得られるプログラムで
末休みの就業体験、研修後のアルバイト
卒業後の採用で働きながらの資格取得でできるものです。
さらに
バイターン制度を行っています。
バイターンってご存知ですか?
私も初めて知りました。
生徒が企業内で教育的なインターンシップと
職業経験であるアルバイトを
合わせて体験する教育的有給職業プログラムです。
キャリア教育では無休で企業の職業体験「インターンシップ」はよく行われていますが、
バイターンは
インターンシップとアルバイトを組み合わせたもので、
無休で3日職場体験し、
面接の上、アルバイトとして有給で研修・職業体験をし、
卒業後の正規採用、アルバイト継続など就労へ向け支援するプログラムです。
バイターンの途中で離脱しても卒業後も次を探す手伝いをします。
学校だけでなく,NPOや行政、企業と協議体を組んで運営されています。

学校と学校外の社会資源とでの協働は
それぞれのエキスパートが役割分担しながら
生徒の成長を促し、支援し、
経済的自立、社会的自立へつなげるプロジェクトで
今後のキャリアプログラムのモデルとして
大変期待されるものです。

県の新しい公共支援事業として始められましたが、
学校外との協働や
校内の体制づくりなど
田奈高校がそれまでに作ってきた
キャリア支援体制がないゼロベースでは
どんなにいい企画であっても受け入れも実践もできなかったことでしょう。

子どもたちが抱える問題と真摯に向き合い、
目の前の子どもたちのニーズに応えようとする
田奈高校の取り組みは素晴らしいと思いました。

中野校長先生とキャリア支援センターの金澤先生

田奈パスは図書室に

学校図書室としても情報センターとしてもなかなかの図書室です。使い勝手も居心地もよさそうです。

キャリア相談室 かなり広いです。
見渡せるような昇降口を入ると談話スペース
掃除が行き届いています。生徒の登校前に校長先生始め先生方で環境整備されているそうです。
職員室前にはカフェのようなテーブル
先生への質問、学習相食べる姿もあるとか・・・・
校内に生徒の「居場所」を
多様に作ろうという工夫が感じられました。

 

改装が終わったばかりの体育館では
先生方が入口に手作りで履き替えスペースを製作中、
校内随所に、生徒のための心遣い
田奈レンジャーに示される先生方への生徒への愛情
たくさん感じられました。
生徒たちもきっと感じているのでしょうね。
校内で会った生徒さんたちも
笑顔とあいさつで迎えていただきました

翌日が高校入選の願書受付という
お忙しい中にも関わらず
丁寧に対応していただき恐縮です。
中野校長先生はじめ井原副校長先生金澤先生
ありがとうございました。


2014年1月29日

誰でもが公平なスタートを切れる社会 ー「フェアスタート」さんへ伺いました。

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

10月にトークイベントに参加して
その活動に感動した
フェアスタートさんに伺ってきました。

フェアスタートさんは、
児童養護施設や自立援助ホームの入所者、退所者など
社会的養護の子どもたち、親の支援を受けられない子どもたちを対象に
横浜を中心に関東圏で就職支援を行っています。

代表の永岡さんは
以前にも書きましたが、
施設出身者は
18歳で社会に出る覚悟と準備がある素晴らしい人材であり、
社会人としての高い可能性があるとおっしゃいます。
「かわいそうではなくもったいない」という新しい視点で
こどもたちが社会に出るための機会を公平に与えられるように。
支援の充実が必要とされる「社会的養護」の対象となるこどもたちが
「社会全体で」はぐくまれていくような機会をつくるために
とりくんでいられます。
次世代を担う子どもたちの可能性を信じ
社会へ出るための「公平な機会」を創りだす
公平なスタートラインから社会に巣立てる社会を目指しています。
「フェアスタート」そのものです。
その視点と発想と行動力とパワーが素晴らしい方です。
先日 WEDGEという雑誌に代表の永岡さんの記事がのったところ
関東以外からも問い合わせがあったということです。
永岡さんのいう子どもたちの
ポテンシャル、原石としての力を
評価しようという企業、団体が多数名乗りをあげ、
この事業の意義や成果が認められ始めていると感じました。
もっともっと存在が知られ、大きく活躍してほしいと思います。

フェアスタートでは
支援のあり方を
株式会社として
企業や社会に対して
「育てがいのある、「もったいない」人材」として
就職あっせんを行い、
就労への心構えや準備、
継続就労への損後の相談活動などを
NPOとして
入所中のキャリア教育
退所後のアフターフォローや仲間づくりをおこなっています。
多くのボランティア・サポーターや支援企業、寄付者と
児童養護施設と協力して進め、
アフターフォローイベントや
子ども他たちの活躍や体験を
冊子にして発信するなど
3つの事業を中心に幅広く活動しています

子どもたちの良さに着目し、
一人ひとりの個性特性やりたいことを
就労体験などのキャリア教育
会社見学
適正検査などで
親身にききとり、
企業、会社にマッチングさせていく
人材会社の経験やノウハウを
いかんなく発揮して
事業展開をされています。
そしてともに活動し、支えている方々も
永岡さんと同じく若い方々が多いことも
うれしく心強いことです。

貧困の連鎖
悪循環をたちきっていくのに
就労・自立支援は
本当に基盤となる
大事なステップです。

私もできることしっかりやって
ともに前に進めていきたいと思います。


2014年1月29日

インフルエンザ注意報が発令

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
1月も末になってきました。
私の周りでの体調不良の声が多く、インフルエンザの声も聞こえます。
みなさん、十分注意されているとは思いますが、
今年はインフルエンザが従来になく一度に3つの型が同時に流行っているそうで
インフルエンザ患者数もが全国で急増しています。
県内の1医療機関あたりの平均患者報告数は先週13日から19日で
3656人、定点あたり報告数が11.05。
10人を超えたため、県は注意報を発令しました。
横浜では、1医療機関当たりの平均患者数はインフルエンザが11.96、
これから報告数の増加が予想されます、
予防のために、うがい・手洗いの励行、マスク。
なにより睡眠が大事です。
まだまだ寒さに向かうときです。
ご自愛ください。
インフルエンザは、県内345ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。今週報告のあった医療機関は、神奈川県331ヶ所(県域114ヶ所、横浜市140ヶ所、川崎市54ヶ所、相模原市23ヶ所)でした。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。

 

神奈川県議会議員 きしべ都

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