南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2018年11月9日

ともに生きる社会推進特別委員会県外調査 すまいる

みなさん、こんにちは、きしべ都です
県外調査三ヶ所目は
盲ろう者のかたへ
日中活動支援、社会参加支援等総合支援を提供している
NPO法人ヘレンケラー自立支援センターの
就労継続支援B型事業所すまいるさんへ伺いました。
皆さんが作業される様子を見せていただきながら、
ご自身も盲ろう者である
理事長の門川紳一郎さん、
ろう者の事務局長の石塚由美子さんから
事業の概要やグループホームの建設、運営など
お話を伺いました。
くしくも今年は
ヘレンケラー没後50年。
NPO法人ヘレンケラー自立支援センターは
20年前に
盲ろう者のための総合支援・
リハビリテーションサービスセンターとして
設立され、
盲ろう者を中心とした”日中活動の場”であり、
“日常の憩い”の場です。
大きく3か所の
就労継続支援B型事業「すまいる」
盲ろう者向け同行援護・居宅介護&自立支援事業「ATOM」、
そして昨年3月、
全国で初めて設立された盲ろう者対象の
グループホーム「ミッキーHouse」の
事業所を運営されています。
グループホームは設立までに13年もかかったそうです。
地域の反対があったり、
全国からの寄付が集まったものの
それでも建設費には不足したりと、
行政の財政支援は焼け石に水状態で
現在のビルのオーナーの方のご尽力で
銀行の融資を得ることができ、
ようやく開設できたそうです。

就労作業支援、
給食(1人350円)、
点字版・拡大文字版等刊行物の図書貸し出し事業、
介護保険事業、
ホームヘルパー、ガイドヘルパー、
盲ろう者向け同行援護、
通訳介助員等派遣サービス、
便利な日常生活用具・
福祉機器等の展示、
盲ろう者向け通訳・介助技術養成講習会の開催、
各クラブ活動(和太鼓・タップダンス・空手等)等を実施しています。
当事者の思いをという質問に
「支援者という言葉は好きではない、
仲間として、
私たち盲ろう者のことを
もっと理解してもらえる社会になってほしい。
ハード面、ソフト面
どちらも安心して生活出来、
盲ろう者が当たり前に
溶け込める社会になってほしい。」
まさしく、ともに生きる社会かながわ憲章と
重なる言葉をいただきました。
また、この近所に
弱視者にも利用できる
ユニバーサル信号機ができたので
ぜひ見ていってほしいとの言葉も。
午前中に調査してきたと報告すると
とても喜んでくださいました。

夕方、
篠原電機の視察で
お目にかかった三星教授から伺った
地下鉄千日前線のバリアフリーの工夫を
見に行きました。
車両のドアのところとホームの工夫で
渡板なしで車イスのかたも楽々乗車できます。
ホームドアの設置も
経費がかかることから
時間がかかっています。
車両の交替や
ホームの改修などの時に
大阪のこのとりくみを
ぜひ各地ですすめると
いいと思いました。

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2018年11月9日

ともに生きる社会推進特別委員会県外調査 篠原電機

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
ともに生きる社会推進特別委員会の県外調査の二日目は
大阪市にある篠原電機さんに伺いました。
電気設備機器の開発、提供を通じて
社会と産業のあらゆるシーンを支えています。
特に交差点におけるユニバーサルデザインとして、
信号機を補助する
「高齢者・視覚障がい者用LED付き音響装置」を開発しました。
視覚障害者の5人に1人が
横断歩道で事故を経験しているなか、
約40年前、
大阪府警の承認を得て
盲人用音響ポールを開発し、
府内約1,800箇所に設置しました。
2007年に、
当日も一緒に説明いただいた
三星昭宏近畿大学名誉教授はじめ
都市交通・ユニバーサルデザイン等の
学識経験者による
「高齢者・視覚障がい者誘導システム検討委員会」を立ち上げ、
交通弱者の安全安心のための調査・検証を
されてきました。
そうしたなか、
従来の信号機は
弱視の方にとって
「見えにくい、視野が狭い、色の判別がしにくい」
等の声をうけ、
それまでの盲人用音響ポールに
歩行者用信号の補助として
LED信号灯を付加することを
考案し、実用化にむけて
とりくまれてきました。
ピヨピヨの横断の補助音は
かなり普及していますが、
車イスや遠くを見にくい方のための
低い場所に音と光、振動で
信号補助をつけると言う新しい発想です。
ポールの高さは1.2mの低さで
車いすだけでなく、
お年寄りや子どもにも
近い目線で、
信号が見やすくなり、
安全・安心につながっている、との評価を受けています。
現在、設置されているのは
大阪府  8箇所、
愛知県  2箇所、
和歌山県 1箇所、
岩手県  1箇所、
福島県  1箇所の
計13箇所だそうです。
信号機の補助ということで
国の補助対象にならないこと
設置費用が1台50万円ということで
県費負担での設置に
財政面でのハードルが高いとのことです。
設置後の調査では
交通事故件数が
設置前5年間と比較して
半分以下に減少した成果が出ています。
平成27年度に「第9回キッズデザイン賞」
平成29年度には
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」
内閣府特命担当大臣奨励賞を受賞されました。
その日のうちに
現地調査の写真を早速、
篠原社長自ら私たち委員へ送ってくださいました。
会社での概要説明だけでなく、
実際の設置の交差点にもご案内いただき、
いろいろな質問にもお応えいただきました。
さすがのお心遣いに感服です。
夕方の交差点での様子も見に行ってきました。
暗い中でも
LEDの光がしっかり見えていました。
確かに
大きな交差点では
遠くの高い位置にある
信号機が見づらい方々もいます。
神奈川県でも
まずは実証のための設置から
検討を働きかけていきます。

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2018年11月9日

ともに生きる社会推進特別委員会県外調査 近江学園

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
ともに生きる社会推進特別委員会の県外調査に行ってきました。
1日目は、滋賀県立近江学園に伺いました。
近江学園は滋賀県では
唯一の知的障害児入所施設です。
“日本の障がい者福祉の父”と呼ばれる
糸賀一雄さん、池田太郎さん、田村一二さんが
戦後間もない1946年、
知的障がい児や戦災孤児らの境遇に心を痛め、
独立自営の児童福祉施設として
大津市に創設、その後県立施設となりました。
障がい児らがともに生活し教育や療養を受けて、
自立する場として全国に先駆けた取り組みで、
かつては「西の近江、東のひばり」といわれましたが、
その神奈川のひばりが丘は昨年平塚に移転、
子ども生活自立支援センターきらりとなりました。

糸賀一雄氏の「この子らを世の光に」の理念のもと
70年の歴史を重ね、
障害のある子どもたちはじめ
社会的養護の必要な子どもたちの自立を支えています。
現在は70名のスタッフ、
定員100名に6歳から32歳の79名が入所しています。
近年、
入所者の約半数は
被虐待等の理由で児童相談所によって
措置された子どもたちです。

近江学園は創立時から
地域移行、就労支援にとりくまれ、
今も窯業科、木工科の作業科での
作業訓練、事業所見学・体験等、
地域との連携の中進められています。
中学卒業後、
窯業科と木工科に分かれて
ものづくりによる作業訓練を学び、
就労に対応できる生活習慣や
体力、忍耐力を身につけさせ、
実際に働きだしてからも
継続できるよう
毎日1.5kmのランニングが義務付けられたり、
職場体験実習や
犯罪抑止のための警察の講義など、
社会的自立に向けて、
きめ細かい支援が行われています。
この10年で
退園後に一般の会社に就職者も30名以上で、
離職率も1割以下ということで、
卒園後のアフターケアにも力を入れられています。
生徒さん方の作品は
製品として販売するものもありますが、
大きなものや
個人作品など
園内のギャラリーに展示されています。
緻密で、勢いがあり、
素晴らしい作品ばかりです。

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神奈川県議会議員 きしべ都

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