2025年6月9日
かながわ県の令和6年度児童相談所虐待相談受付件数も発表されました
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
横浜市に続き、神奈川県の虐待相談件数も公表されました。
令和6年度に
神奈川県所管の6か所の児童相談所で受け付けた
児童虐待相談受付件数の集計結果になります。
この数字には
政令指定都市(横浜市、川崎市、相模原市)と
児童相談所設置市である横須賀市に数は含まれていません。
県所管の6児相での相談も過去最多です。
虐待の周知や相談場所の明示などの効果もあると思います。
大事なのは相談していない、案数がどれくらいなのか、
相談の後、問題の解決にどのくらい結びついているか
困っている、悩みを抱えている子どもにどのくらい対応できているかです。
相談受付件数
令和6年4月から令和7年3月までの1年間に、
県所管の児童相談所で受け付けた虐待相談受付件数は8,023件で、
前年度と比較すると574件(7.7%)増でした。
なお、この件数は、過去最多です。
(件)
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
6,231 | 6,742 | 7,290 | 7,449 | 8,023 |
令和6年度の傾向
・ 平成22年度以降、虐待の4種類のうち「心理的虐待」が
最も多い状態が続いており、令和6年度も5,005件(62.4%)となっています。
・ 対象年齢別では、乳児、幼児の合計が3,050件で、
全体の4割近くを占めています。
・ 経路別では、警察からの通告が3,491件と前年度比501件増加し、
全体の4割を占めています。
また、子ども本人からの通告は150件と前年度比4件(2.7%)増加、
学校等からの通告は928件と前年度比12件(1.3%)増加しています。