2024年8月24日

厚生常任委員会県外調査報告二日目

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

引き続き厚生常任委員会県外調査の報告です。

二日目、三か所目の調査地は石見銀山を拠点とする中村プレイスさん。

義肢装具を作って今年12月に創業50年を迎えます。

医師の処方に基づくオーダーメイドから

医療用、リハビリ用の義肢装具を

シリコーンを使った新素材、新技術と開発を重ね、

そしてリアルさと美しさのメディカルアート装具まで、

職人技と技術開発で患者、利用者や家族を支え、

喜ばれる装具作りをめざしています。

日常生活だけでなくパラスポーツの競技生活も支える

誠実でやさしいものづくりです。

中村ブレイスさんは

地域創成、地域活性化にも尽力されていて、

石見銀山の街並みの保全、古民家再生、

大学との連携による事業や古民家を活用した文化活動に

私財を投じて貢献されています。

本社の工場を見学した後、

説明を受けたのは島根大の学生がイベントや企画展を行う

「まちを楽しくするライブラリ」で、

行灯型の本棚やえほんのどうくつのある本当に素敵な空間です。

再生した古民家は住居として社員や県外の方が使われていたり、

パン屋、ジェラートなど店舗としても活用されています。

銀山にむかう懐かしいような古い街並みを

この街の再生に尽力する思いも一緒に味わっていただきたいと思いました。

義肢装具のものづくりだけでなく

我が町へのブレイス(支える)に込められた思いに感動した視察となりました。

4ヵ所目の調査地は松江市の和光産業さん。

創業開始より積極的に障害者雇用に取り組んでおり、

職親会の委託にはじまり、

障がい者就労の定着、継続に取り組み、

今では従業員の2割が障害者で、

なかには勤続何十年のベテランが

リーダーとして指導しているといった状況です。

また、和光グループでは、

一般就労、A型B型、自立訓練、共同生活支援、相談支援、農福連携と

幅広く取り組んでこられ、

事業所ごとの役割と連携のなか、

生活・就労・人生を支える取り組みを行っています。

雇用者の加齢・高齢化に伴って生じてくる

生活・住まい・老いの課題に

障がい者・高齢者の共生型サービスほか、

特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅等、

障害者の方へ、働く場所の提供にとどまらない

障害者の生活支援を行っています。

課題にどうすべきか、何をすべきか

さまざまなチャレンジを重ねてこられたとのこと、

必要な財源を市町村、県、国、団体、企業の助成金と調べて

何度も応募し、調達の工夫も重ねてこられています。

地域で安心して働き、生きがいを感じながら暮らし、生活していける

場所や機会を作ってこられています。

「障がい者自立支援の道は生活、就労、人生を支えること」、

その先の将来を見据えた事業展開と突破力に、

先進事例以上の示唆をいただきました。




 

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