2024年6月15日
県内保育所等待機児童数、ようやく200名を割りました
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
昨日、県内の 保育所等利用待機児童数の状況について 公表されました。
4月1日現在の集計で
県内の保育所等利用待機児童数は188人(前年比△34 人)となり、
現在の集計方法となった平成14年度以来 、
過 去最少を更新しました。
ちなみに過去最多は 2010(平成 22)年度の 4,117 人 です。
現在、県内の状況は
保育所等(保育所・認定こども園・小 規模保育事業等)の数は整備により、
2,775 か所(前年比 25 か所増、+0.9%)、
保育の定員数は180,346 人(前 年比 930 人増、+0.5%)となりました。
県では、認可保育所等に対する潜在的ニーズも根強いことから、
引き続き市町村と連携 して保育所等の整備を進め、
定員を拡充して保育ニーズの受け皿の確保に努める方向です。
また、保育所の整備に伴って顕在化している保育士不足への対応として、
県独自の地域 限定保育士試験などによる新規保育士の確保、
保育士・保育所支援センターによる就職相談 などによる
潜在保育士の職場復帰支援、
保育士の処遇改善や保育補助者の活用などによる
現任保育士の就業継続支援の3つの取組みをすすめます。
さらに保育の質の維持・向上を図るため、
一定の技能・経験を有した者に対する研修を実施 し、
保育士等のキャリアアップを支援、
認可外保育施設に対し事故防止の取組み に関する助言を行う
巡回指導及び指導監督基準を満たすために必要な助言を行う
フォローア ップ指導による支援を行っていきます。
少子化とは言いますが、3歳未満の利用申し込みは増加しており、
今回の待機児童数188人のうち92.%の174人は
3歳児未満であり、受け皿拡大と
保育士不足対策は急務です。