2023年1月17日

保育士不足へ特別区域限定保育士試験 

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

労働力不足がさまざまな分野で問題になっています。

政府の子育て対策が取り上げられていますが、

子育ての現場の人で不足は深刻です。

少子化対策は長年の大きな課題ですが、

少子化にも関わらず、待機児童問題は解決していません。

子どもが減っているにももかかわらず、

なぜ待機児童問題が起きるのでしょうか。

そこには、保育士不足と深い関係があります。

厚生労働省の発表では

一昨年、令和3年4月時点における保育士の有効求人倍率は、2.04倍で

全職種における平均の有効求人倍率が1.04倍ですので、

全国的に保育士が不足していることが分かります。

保育園があっても、保育士が不足していると、

園児を受け入れることはできません。

保育士不足が待機児童の増加につながっているのは、このためなのです。

保育士不足の原因としては

平均給与が低い、長時間勤務、命を預かる責任の重さなど

処遇の課題が挙げられていますが、

保育士試験が限定的におこなわれていたことも

入り口の狭さも言われてきました。

平成26年度までは、保育士試験は年1回のみの実施でした。

しかし、平成27年度から、保育士の確保を目的として

神奈川県でも「地域限定保育士試験」が実施されるようになりました。

神奈川県では 国家戦略特別区 制度を活用した

国家戦略特別区域限定保育士試験 を実施し

実技試験を免除し、

実技試験に代わる取組みとして、

音楽表現、造形表現及び言語表現に関する演習や、

保育所見学実習等を含む、合計27時間の保育実技講習会を実施しています。

さらに、平成28年度からは、

通常の保育士試験も、地域限定保育士試験と合わせて

年2回行われるようになりました。

先日、今年度の県国家戦略特別区域限定保育士試験について、

筆記試験及び保育実技講習会を実施した結果が

公表され、371人のみなさんが合格されました。


国家戦略特別区域限定保育士試験 の合格者は、

保育士として登録後、

3年間は、神奈川県内のみで保育士として働くことができます。

(登録から3年経過後は、全国で保育士として働くことができます。)

労働力不足は様々な分野で言われる中、

県独自のとりくみで保育士の確保に取り組んでいます。




 

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