2020年8月25日

ロボット実証実験支援事業 7件採択されました。

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

先日に引き続きロボット事業の推進のニュースです。

県では、「さがみロボット産業特区」の取組の一環として、

生活支援ロボットの実証実験の企画を

全国から募集したところ

今年は15件の淡河があり、審査の結果、

次の7件が採択されました。

1 介護・医療分野(4件)

① 感染症対策用入場スクリーニングロボット

 音声入力による問診と非接触型体温計での検温を実施、

 非対面で新型コロナウイルス 等の感染症の疑いを検知できるロボット。

  公共施設等への来場者を対象に実証実験を行い、

 使用感や課題を検証します。

②患者や医療従事者に癒しを与える家族型ロボット

  高度な人工知能を搭載し、

 様々なシチュエーションに対応して、

 多彩な行動パターンを示すコミ ュニケーションロボット。

  病棟や看護師控室等で使用し、入院患者にはロボット介在療法の効果、

 看護師には癒しの効果を 検証。

③通所介護の個別機能訓練提供を支援するシステム

  通所介護施設に通う方の基本情報と歩行の様子を

  撮影した動画を登録すると、

  専門家が遠隔でそ の方に合わせた評価レポートと

  運動プログラム動画を作成、配信するシステム。

  施設では、配信された運動プログラム動画を

  利用者に見せながら、機能訓練を提供することが可 能。

   通所介護施設で本システムを使用して

   個別機能訓練を実施してもらい、運用上の課題等を検証。

④タッチレスで入力可能な空中ボタンシステム

  空中に投影されたボタンタイプの映像を押す等の

  動作を行うことで、機器に触れずに操作が可能 となるシステム。

  病院の自動受付精算機での導入を検討。

   医療機関等で実証実験を行い、操作を行う上での課題を検証。

  また、自動受付精算機以外 の適用可能性について検証。

2 インフラ・建設分野(2件)

 ⑤小型 AUV と支援ブイからなる海底画像マッピングシステム

   海底を自動で動画撮影する小型 AUV(自律型無人潜水機)と、

  それを追尾しながら位置情報を発 信する支援ブイで構成される、

   海底マッピングシステム。

   小型 AUV に音響発信機が搭載されているため、

   音響測位装置と GPS が搭載された支援ブイによっ て

   小型 AUV の位置情報の特定を行うことが可能。

    海での撮影を行い、本システムの有用性を検証。

 ⑥法面点検ロボット

    時速 30 キロ程度で走行しながら法面を撮影し、

    ひび割れ等を AI により検出することで

    法面の点 検を行うロボット。

    従来の目視による点検よりも、効率的な検査が可能。

     本ロボットで県道等の法面を撮影し、

    画像の精度と AI を用いたひび割れ自動抽出機能を検証。

3 交通・流通分野(1件)

  ⑦ カゴ台車牽引時における旋回時車輌制御システム

     無人搬送車が旋回する際の、

    内輪差による軌道のずれを抑制することで、

    走行車幅を最小限にす るシステム。

    走行に必要なスペースが小さいため、

     小規模な倉庫等であっても無人搬送車の導入が可能。

     台車走行路幅を最小にするために、

     牽引各部の大きさ、長さ、角度をどのように調整したらよい かの

     検証。

道路わきのがけの崩落でなくなった方がいます。

道路法面の調査ロボット導入で早く多くの道路堀免調査ができることに期待したいです。




 

コメントをどうぞ