2019年1月27日

ゼロ県債の設定 過去最高額に

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

神奈川県では来年度予算の公表を前に
翌年度に歳出予算化する
県単独の建設事業等を、
当該年度の支出は伴わず(支出がゼロ)に
前倒しして発注する県費債務負担行為
いわゆるゼロ県債の設定を発表しました。
債務負担行為の総額は
過去最高額となる
約79億7,073万円です。
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この時期
予算案が決定するのが3月になり、
企業にとっては
3月の予算決定を待つ間が
空白期間となってしまいます。
そこで
県内経済の活性化
とりわけ県内中小企業への支援対策として、
当初予算案に計上する予定の
建設事業等の一部を前倒しして年度内に発注し、
切れ目のない事業展開を図っています。

ゼロ県債の設定により、
中小企業のかたがたにとっては、
端境期における仕事量が確保でき、
年間事業量の平準化が図られ、
県からの資金移転はないものの、
受注した事業者のみんさんは、
資材の購入、人の雇い入れ等の
手当てが行え、
そのための融資を円滑に受けられる
などのメリットがあると言われています。

また、災害対策や道路補修、
老朽化した水道管の更新など、
県民生活に直結する事業に
素早くとりくめるメリットもあります。

そうしたメリットを踏まえ、
平成9年度から
連続すること22年で
このゼロ県債を
県内中小企業の
建設業、塗装業、測量業など
幅広い業種を対象として
実施して来ています。

もちろん
この専決処分については、
これから始まる
平成31年第1回県議会定例会で
審議され、
承認される案件です。




 

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