2018年11月9日

ともに生きる社会推進特別委員会県外調査 近江学園

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
ともに生きる社会推進特別委員会の県外調査に行ってきました。
1日目は、滋賀県立近江学園に伺いました。
近江学園は滋賀県では
唯一の知的障害児入所施設です。
“日本の障がい者福祉の父”と呼ばれる
糸賀一雄さん、池田太郎さん、田村一二さんが
戦後間もない1946年、
知的障がい児や戦災孤児らの境遇に心を痛め、
独立自営の児童福祉施設として
大津市に創設、その後県立施設となりました。
障がい児らがともに生活し教育や療養を受けて、
自立する場として全国に先駆けた取り組みで、
かつては「西の近江、東のひばり」といわれましたが、
その神奈川のひばりが丘は昨年平塚に移転、
子ども生活自立支援センターきらりとなりました。

糸賀一雄氏の「この子らを世の光に」の理念のもと
70年の歴史を重ね、
障害のある子どもたちはじめ
社会的養護の必要な子どもたちの自立を支えています。
現在は70名のスタッフ、
定員100名に6歳から32歳の79名が入所しています。
近年、
入所者の約半数は
被虐待等の理由で児童相談所によって
措置された子どもたちです。

近江学園は創立時から
地域移行、就労支援にとりくまれ、
今も窯業科、木工科の作業科での
作業訓練、事業所見学・体験等、
地域との連携の中進められています。
中学卒業後、
窯業科と木工科に分かれて
ものづくりによる作業訓練を学び、
就労に対応できる生活習慣や
体力、忍耐力を身につけさせ、
実際に働きだしてからも
継続できるよう
毎日1.5kmのランニングが義務付けられたり、
職場体験実習や
犯罪抑止のための警察の講義など、
社会的自立に向けて、
きめ細かい支援が行われています。
この10年で
退園後に一般の会社に就職者も30名以上で、
離職率も1割以下ということで、
卒園後のアフターケアにも力を入れられています。
生徒さん方の作品は
製品として販売するものもありますが、
大きなものや
個人作品など
園内のギャラリーに展示されています。
緻密で、勢いがあり、
素晴らしい作品ばかりです。

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