2018年11月2日

過労死ゼロへ 

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

国をあげて「働き方改革」をすすめるなか、
過重労働等による健康障害や
過労自殺を含む過労死が、
大きな社会問題となっています。
働く人 すべてが
健康で活き活きと働き続けることができる
職場環境を整備し、
また、企業の生産性を高め
創造性を発揮するためにも、
過労死や労働災害はなくさなくてはいけません。

11月最初の朝は
桜木町駅前で、
働く仲間の横浜地域連合の皆さんと街頭活動で
11月は過労死等防止啓発月間であることや
来年4月1日から
罰則付の時間外労働の上限規制や
労働時間の客観的な把握等が施行されることなど
チラシを配りながらマイクリレーをしました。

午後には
みなとみらいにて、
厚労省主催の「過労死等防止対策推進シンポジウム 神奈川会場」
過労死をなくすための対策を考えるシンポジウムに参加しました。

このシンポジウムは、
1日から始まった過労死防止月間に合わせて
厚生労働省が主催、
神奈川をかわきりに全国各地で開かれます。

神奈川労働局の担当者から、
ここ数年、
全国で年間200人前後が過
労死や過労自殺と認定されていることや、
精神疾患での労災の請求が増えていることなど
県内状況が報告されたあと、
クオレ・キューブの岡田靖子さんから
「パワーハラスメントを防止するために」
労働安全衛生総合研究所の髙橋正也さんから
「働く人はぐっすり眠らなければならない」
の講演がありました。
なんといっても
昨日、心に深くのこったのは
過労死した2人の遺族が講演です。

福岡の高校教員であったかたは
41歳で突然倒れた
その後15年も植物状態で闘病
意識がもどらぬまま、
なくなられたこと。
校務で毎日
大変忙しくはたらいていたのに
公務災害認定まで
何年もかかったこと。

5年前に31歳で心不全で亡くなり、
過労死と認定された記者さんのお母様は
なくなられた娘さんのジャケットを着て講演され、
「わが子を突然失った親には、
解決してくれるような時は流れません。
どんな職場でも人の命より大切な仕事などはありません。
私たちと同じ苦しみを背負う人が
今後二度とあらわれないことを心から願っています」と
怒りのこもったお話しでした。
倒れた当月は約200時間
その前の月は7約180時間もの
時間外だったこと。
「めいめいの自己管理」のなのもと
支援や助けがえられなかったこと
ご家族の調査でわかってきたことなど
ひとつひとつの
言葉が
重くつらく感じられました。
お二人から
過労死を二度と起こさないための対策が
強く求められました。

「人手が不足している」
「業務量が多い」などに
長時間労働が発生している職場はたくさんあります。
個々の職場の問題として
認知し、理解を求める
啓発のためにも
過労死等の現状や課題をもっと
しっかりと調査し、
原因の究明と、
働き方を守る施策が必要です。
経済性が優先され、
人の命や生活がないがしろにされては
なりません。
積み重ねてきた
労働法制を
規制緩和の名の下に
改悪することは
さらなる被害者を生み出すことになります。
働くことを軸とする
安心社会の実現を
めざして
継続して取り組みます。

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