2018年10月26日

がん議連視察

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
昨日は神奈川県がん撲滅をめざす議員連盟の
県外視察が行われました。
まず、大阪の小野薬品で
ノーベル賞受章の本庶佑教授と共同研究にとりくみ、
ガン免疫治療薬「オプジーボ」の開発・実用化に至った
創薬のとりくみを伺いました。

小野薬品工業は創業300年の歴史があり、
さまざまな医薬品を製造・販売されてきました。
この度ノーベル賞の受賞で一躍有名になった
本庶佑博士の抗がん剤オプジーボですが、
直接がん細胞を標的にするのではなく、
自己免疫力を高める事で
がん細胞を攻撃する免疫治療薬です。
PD-1抗体の抗がん作用とは、
がん細胞による免疫のブレーキを解除する働きで、
免疫力が高まり
癌を攻撃させるもので
画期的な世界初のメカニズムです。

開発は1992年からはじまり、
紆余曲折を経て、
2005年前後から
臨床試験が開始され、
2014年
根治切除不能な皮膚癌メラノーマの
治療薬オプジーボが発売され
以降、肺がんはじめ
多くの承認をえており、
現在も申請中の
ものもあります。
オプジーボのメカニズムは、
応用性が高く、
様々ながんへの効能が期待されています、
現在、皮膚がんメラノーマの治癒する比率は
6割だそうです。

次に
今年3月に診療開始、
そして10月には重粒子線治療開始したばかりの
大阪重粒子センターに伺いました。
全国で六ヶ所目の施設となります。
大阪重粒子線センターは
ユニバーサルデザインを採用
病院とは思えない外観です。
お隣には大阪府庁、大阪府警、大阪城など
大都市の中心地で
交通アクセスもよく、
「働きながら治療ができる」を
コンセプトに掲げています。
今年は300人程度、
2019年度から
年間800~1200人の患者を受け入れるそうです。
隣接する大阪国際がんセンター(旧大阪府立成人病センター)とも連携し、
総合的ながん治療を提供していくそうです。

重粒子線治療は
自己負担額が300万円以上かかっていましたが、
2018年4月から「公的医療保険」の適用が広がり、
2016年4月から骨軟部がん(切除非適応の骨軟部腫瘍)、
2018年4月から前立腺がんと
頭頸部がん(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)について、
公的医療保険が適用されています。
それ以外の治療については,先進医療とされます。

Share on Facebook



 

コメントをどうぞ