2018年9月7日

古事記の里

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

8月21日から
県議会文化芸術振興議連の県外調査に行ってきました。
神奈川県でも県内の無形民族文化についての調査が
ようやく予算化されたところですが、
調査研究やネットワーク化など
保存・継承のとりくみをすすめる
九州のとりくみに学んできました。
まず、宮崎県総合博物館にて
学芸員の野添さんから
「宮崎県の神楽の継承と活性化のとりくみ」、
教育庁文化財課の徳田さんから
「神楽の情報発信や今年度の新規事業」について
うかがいました。
宮崎県では平成25年から
みやざきの神楽魅力発信委員会を発足、
県内外の有識者により、
現地調査、演目調査、神楽のネットワーク化、
文化財の磨きあげなどとりくんでいます。
28年には九州の神楽ネットワーク協議会も発足、
九州各地の神楽団体10団体で
九州神楽の保存・継承と情報発信を推進、
ユネスコ無形文化遺産の登録を
めざしたとりくみを進めています。
シンポジウムや「神話のふるさと県民大学」、
県外公演など
人材確保や学校教育・社会教育との連携、
若手の舞手の交流など課題への具体的なとりくみは参考になります。

視察2日目は熊本県人吉市へ。
神奈川の小田原と静岡の三島市が
県をこえての日本遺産認定をうけましたが、
人吉市は平成27年の日本遺産指定の第1号の先進市です。
伝統文化の保存保全継承と活用、
地域の活性化、地域振興をどうすすめていくか、
市役所にて歴史文化課さんから
「相良700年が生んだ保守と進取の文化~~日本でもっとも豊かな隠れ里~人吉球磨」の
とりくみをうかがいました。
人吉市と所在9町村のシリアル型でとりくまれています。
初年度の振り返りから
認定のメリットが見えないとして
次年度からアドバイザーの設置、
歴史文化を楽しむしかけなど、
価値のデザイン化し、
活用行動に結び付けをおこない、
情報発信、各市町村のとりくみの関連付けなど
課題への対策を進めています。
次に、
旧国民宿舎を活用して整備中の
エントランスセンターの
「人吉市まち・ひと・しごと総合交流館」にて
賑わいと交流の拠点づくり空間づくりをうかがいました。

まちの産業だけでなく、
まちの歴史、文化、暮らしぶり、
まちの伝統文化・芸術もまた、
まちの力です。
まちの持つ力を
どうつないでいくか、
どう魅力として
外への力とするか、
宮崎、熊本での
伝統文化を継承するだけでなく、
文化として調査し、価値づける
地道な取り組みと
生活に息づき
世代を超えてつないできた
伝統文化を
橋渡しとして
次世代へつなごうという
努力と工夫を
学ばせていただきました。

〇〇だからと
何もしないで
継承されるものでなく、
つなごうという意思のもと、
ご尽力されていることに
敬意を表しながら
あふれる自然の中で
長い年月の中で
はぐくまれてきた
神楽や
民芸、
伝承文化
豊かな暮らしを
垣間見ました。
今回は
高千穂へは
伺えなかったのですが、
古事記の
伝承が息づく街
もう少しゆっくり
過ごしてみたいと
思いながら、
後にしました。

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