2018年5月10日

麻しん(はしか)の流行に注意してください!

みなさん、こんにちは。連休明けからの荒天
肌寒い位の日が続いています。
体調管理にお気をつけください。

ところで今年は春初めから
麻しん 「はしか」がはやり始め、
多く取り上げられています。
県も注意喚起しています。
県のHPをご参照ください。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/mashin/0423.html

麻しんは例年春から秋にかけて流行し、
感染力が非常に強いことが特徴です。
2歳未満の小児で発症が多く見られ、
感染すると約10日後に
発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、
患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
その他の合併症として、
10万人に1人程度と頻度は高くないものの、
麻しんウイルスに感染後、
特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
近年は麻しん含有ワクチンの2回接種が行われ、
麻しんに感染する方の人数は減っています。治療は対症療法が中心で、
合併症を起こさなければ、通常7から10日程度で回復します。
しかし、肺炎、脳炎、中耳炎などの合併症が
致命的となりうるのが、麻しんの怖いところです。

麻しんは、過去の推移を見ると、
平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、
平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に
2回目の麻しんワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、
平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。

近年では、患者発生の中心は
20歳以上の成人と、ワクチン接種前の0~1歳となっています。
また平成22年11月以降のウイルス分離・検出状況については、
海外由来型のみ認めており、
平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は認めていないそうです。
平成27年3月27日、
世界保健機関西太平洋地域事務局により、
日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。
かつては毎年春から初夏にかけて流行が見られていましたが、
排除後は、海外からの輸入例や、
輸入例を発端とした集団発生事例を認める状況となっていました。

ところが、
今年3月23日、沖縄県内を旅行中の観光客が麻しんと診断され、
それ以降、沖縄県内で麻しんの患者の発生が続いています。
また、愛知県から、
3月28日から4月2日の期間に沖縄県に旅行歴のある方の、
麻しん患者の報告がありました。

麻しんは感染力が非常に強く、
空気、飛沫、接触感染により人から人へと伝播し、
感染が広がる恐れがあります。
風邪などのように,マスクやうがい,手洗いでは予防にならず、
麻しんを予防するには、
麻しんワクチンの予防接種が有効といわれています。

予防のためには、ワクチン接種が極めて重要です。
お母さんから受け継いだ抗体(免疫)の効果が消失する
1歳を過ぎたら、速やかに接種することが推奨されています。

今まで、麻しんにかかったことが無い方、
麻しんのワクチンを接種したことが無い方は、
かかりつけ医に相談してください。

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