2018年3月30日

開発を支える人材育成に学ぶ  日タイ友好議員連盟視察その4

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
日タイ友好議員連盟視察その4です。

先日のタイ視察三日目は
タイ王国健康促進財団に伺いました。
タイ王国健康促進財団は通称タイヘルス、
タイ王国の近代化のなか、
国民が直面する
喫煙や飲酒、薬物、交通事故、食事や運動など
健康に関するさまざまな課題を解決するため、
国の健康促進法のもと
設立された政府系専門機関で、
その財源はタバコと酒の物品税に
二%の特別税を課しており、
年間1億3500万ドルに及びます。
とくに注目したのが
国家主導の労働環境改善の
Happy Workplace Programで、
健康的な職場と
従業員の「幸せ」を
持続的な企業成長に不可欠ととらえ
従業員本人、
従業員の家族、
従業員が生活する地域社会を対象に
「happy8」と呼ばれる
幸せの8のコンセプトに分けて
具体的に何をすればよいのか示されています。

・Happy Body(心身ともに健康な体をつくる)
・Happy Relax(リラックスする時間を持つ)
・Happy Heart(親切心と思いやりを持つ)
・Happy Soul(道徳心と信頼を培う)
・Happy Brain(生涯学習を促進する)
・Happy Money(適切なお金の管理方法を学ぶ)
・Happy Family(社員の家族にとっても幸せな環境をつくる)
・Happy Society(充実した社会の実現および周りの人をいたわる)

現時点で
導入数等の定量的な数値を公表していませんが
、喫煙率や飲酒率の低下、交通事故率の半減など
効果は現れているとしています。
大学の研究では
1バーツの投資効果として
交通事故は135バーツ、
タバコなら18バーツと
社会へのリターン効果があるとの検証もあるとのことです。
実際に
企業での運動施設整備や
厚生活動、
子どもへの奨学金や
社会貢献活動、
多面的な従業員の、
満足度をあげるとりくみが行われているそうです。

「幸せ」をどう図るか、
今は「happymeter」、
組織としての「happy workplace index」や
経済効果を示す「happy workplace ROI」などが
あるそうですが、
客観的な効果が図れる
評価指数、
また、タイが誘致を進める外国企業の参入など
今後の経過を見ていきたいと感じました。
個人の健康について
生活習慣や、心身の状態など
ワークライフバランスという個人のレベルでなく、企
業、家族、社会といった環境も含めて
とらえていることや
国民の幸せを向上させることを
国が主導して国家プロジェクトとして進めるということを
高く評価します。




 

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