2017年11月16日

社会問題対策特別委員会県外調査 2日目

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
社会問題対策特別委員会県外調査の
2日目は愛知県豊明市です。
今年4月に
厚労省が推奨する
地域医療連携推進法人として認定された
地域医療拠点病院の
藤田保健衛生大学へ伺いました。
先進医療、国際医療、地域医療に力をいれ、
世界大学ランキング2018では、
国内私立大学中トップです。

まずは昨年から
日本IBM、第一生命保険と協力し、
AIの医療への活用研究、
とりわけ四大疾病の一つである
糖尿病についての
ビッグデータの活用研究について伺いました。
日本では316万人の
糖尿病患者がいらっしゃり、
年間1兆2千億円を越える医療費がかかっています。
IBMのワトソンテクノロジーを使って、
藤田大学病院の電子カルテの
13万件の各種調査値や、
これまでの技術では、解析が難しかった
診療記録や栄養指導記録といった
テキストデータ等々のデータ解析を行い、
予測構築に寄与する特徴量を抽出し、
糖尿病発症や
重篤化の予測モデルを構築したもので、
日本人の生活習慣を踏まえた
世界初の2型糖尿病悪化の予測モデルです。
適切なタイミングで
適切な健康指導や治療を実施できるようになることで
健康寿命の延伸や医療費の抑制に
大きな期待がかかります。

藤田保健衛生大学の視察の
二つ目は介護ロボットについてです。
開発拠点「ロボティクススマートホームに伺いました。
豊明市の豊明団地に開設されています。
団地の居室を再現した
75平方メートルのモデルルームで、
声をかけたり物を運んだり転倒を発見して通報したりする
ヒューマンサポートロボット、
体操したり、そのときの体調をモニタリングする
テレビ型コミュニケーション装置、
ウェアラブル活動モニタリングシステム、
部屋の中の移動や移乗支援ロボット、
天井にレールを敷設した懸架型歩行支援ロボットなど、
高齢者だけの世帯でも快適に過ごせる、
要介護でも暮らしやすい、
介護しやすい支援機器の開発を
トヨタ自動車他に五社の参画、
愛知県や国土交通省の支援で
開発、実証実験中です。
一人でも暮らせる自立支援の視点は
これまでもありましたが、
何でも一人でできることだけでなく、
支援する、介護することを前提として、
困ったときに手助けしやすいことを視点にして、
空間から考えるモデル構築、
日本の狭い住居でのロボット化、
高齢化に伴うリフオームのあり方など
これからの高齢化をふまえ、
必要な視点だと再確認しました。
さらなる開発に期待です。

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