来年度予算編成方針でる
皆さん、こんにちは。きしべ都です。
8日に
平成30年度当初予算編成方針が
発表されました。
今回の通知のポイントは次のとおりです。
1 本県の財政見通し
平成30年度は、歳入面では、
県税収入について企業収益が
改善傾向にあることなどにより、
県費負担教職員制度の見直しに伴う
税源移譲の影響を除いた実質ベースでは
増収が見込まれる。
しかしながら、
29年度当初予算編成時の「臨時的な財源」
(減収補塡債の発行や財政調整基金の取り崩しなど)は
特例的な対応であったため、これを除き、
歳入全体としては減額となる見通しである。
一方、歳出面では、急速な高齢化などに伴い、
確実に増加が見込まれる介護・医療・児童関係費に加え、
教育施設等の公共施設の更新などに多額の費用が見込まれる。
こうしたことから、平成30年度は、
現段階で概ね800億円の財源不足が見込まれており、
前年度より更に財源不足が拡大していることから、
引き続き本県財政は危機的な状況にある。
2 「かながわグランドデザイン」に掲げるプロジェクトの着実な推進
厳しい財政状況の下にあっても、
「かながわグランドデザイン 第2期実施計画」の
最終年度として、
計画に掲げるプロジェクトを着実に推進し、
「いのち輝くマグネット神奈川」を実現するとともに、
県政が直面する諸課題、
特に県民生活に深く関わる喫緊の課題に対しては、
的確に、かつ、スピード感をもって対応する。
3 スクラップ・アンド・ビルド方式の徹底
本県を取り巻く政策課題の財源を確保するために、
あらゆる施策・事業について
スクラップ・アンド・ビルド方式を徹底するとともに、
様々な工夫をして、必要最小限の費用で事業を構築する。
施策・事業の構築に当たっては、
県内の経済のエンジンを回し、
収入増を図るという視点や、
将来の県の支出を抑制するために、
今必要なことに取り組む視点も重視する。
上記を踏まえ、働き方改革の視点からも、
これまでの施策・事業における成果や課題を徹底的に検証し、
事業の優先順位の見極めと主体的な事業見直しを行い、
より優先度の高い事業等に財源を重点的に配分する
来年度すでに800億円の不足、
ふるさと納税などの流出分
財政状況は厳しいものがあります。
事業の必要性、優先順位を
より厳しく見ていくことが必要です。
今日から代表質問が始まります。
各会派の質問と
知事はじめ当局の答弁を
しっかりうけとめ
議会として
提言し、
必要な提案を上げていきます。