2017年9月2日

津久井やまゆり園の再生案は 小規模分散化の方向で

みなさん、こんにちは。きしべ都です。 

8月24日に
津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部会議の
第8回が行われ、
津久井やまゆり園再生基本構想(案)が
取りまとめられました。
昨年9月、
県は、事件後
津久井やまゆり園の施設にも
甚大な被害が及び
入所者はじめ適切な支援が
困難であると判断して、
津久井やまゆり園の再生に向けては
「現在地での全面的建替え」の方向性を示しました。
が、その後、
様々な意見が出されたことを踏まえ、
今年2月 神奈川県障害者施策審議会に、
津久井やまゆり園再生基本構想策定に関する部会を
設置しました。
この部会で12回にわたる
精力的な審議が行われ、
「意思決定支援」
「安心して安全に生活できる場の確保」、
「地域移行促進」を柱とする
報告書が取りまとめられ、
8月17日に、
神奈川県障害者施策審議会において、報告書が承認、
同日、会長から知事に
検討結果報告書が提出されました。
その内容を尊重し、
津久井やまゆり園再生基本構想(案)として
取りまとめられました。
小規模分散化という時代の流れと、
現地での建て替えという
入所者家族の要望を両立させた形で、
現地 相模原千木良と
仮移転先の芹が谷園舎(横浜市港南区)周辺に、
定員十一人(うち一人は短期入所)の居住棟を
計十二棟建設し、
両施設の定員配分は、
二年かけて入所者の意向を確認して
決めるとするものです。
希望する入所者には、
民間のグループホーム(GH)での生活を体験、
できるだけ幅広い選択肢を示しながら、
専門チームが聞き取りなどをして
意向確認するとしました。
重い障害がある人に必要な
医療ケア設備を両施設に整え、
入所者のほか、
地域に住む障害者の利用も想定し、
GHでの生活を望む利用者の受け皿を確保するため、
県が運営業者を金銭的に補助する仕組みの検討も
案に盛り込んでいます。
今後、この基本構想(案)について、
8月末から利用者のご家族、
地域住民及び障がい者団体等に
説明をはじめ、
これから始まる第3回定例会で
議会に報告し、
議論を経て、基本構想が策定されます。
入所者の希望が一方の施設に偏った場合、
調整の難航など
意思確認と場の確保、
地域移行に向けた環境整備など
課題についてしっかりとりあげていきます。

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