2017年7月2日

消えた棟方志功版画 県は所有の美術品の一斉点検を実施

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
早くも7月です。
今日は東京都議選の投票日です。
東京にお住まいのみなさんは、どうぞ投票にお出かけください。

 さて、新聞でも報道された
県所有の棟方志功の版画「宇宙讃」が
カラーコピーにすり替わっていた問題について、
議会でも質疑が行われ、
県と神奈川芸術文化財団の
ずさんな対応が明らかになりました。

版画は40年前に
県民ホールの緞帳のデザイン画として制作を依頼し、
県が300万円で購入後、
県民ホールの指定管理者である同財団が保管、
館長室に飾っていたものです。

3年前の県立近代美術館の展覧会において
観覧者からの指摘ですり替えが判明後も,
長期に公表せず、被害届も出していませんでした。

この4月に発覚後、
警察署へ被害届を提出、現在捜査中です。
県では再発防止に向けて、
原画の紛失の経緯や時期の解明、
平成26年度に県と芸文財団が紛失を知りながら
公表や警察への届け出をしなかったこと、
近代美術館がカラーコピーと判明した後に公表しなかったこと、
関係者間の情報共有が的確に行われなかった理由等について
調査チームを設置、警察とも連携しながら調査を進めています。
県や県教委は5~6月、
所有する美術品など約2万点を対象に
管理状況や不自然な点がないかを調査し、
27日に中間報告を公表しました。
この調査で、
さらに5点に損傷や台帳の誤記載が判明し、
7月以降に2次点検として、
この5点と100万円以上の作品計1747点を
学芸員が調べることとしています。

この間、会派として
本会議、所管常任委員会でもとりあげ、
真相究明はもちろん、
職員の危機管理意識、
重大事案発生の場合の報告のあり方、
情報共有のあり方、
県と指定管理者との情報共有のあり方,
責任の明確化等課題が多くあり、
再発防止に向けた取り組みを強く求めました。 

美術品の適切な管理についても
点検の結果を踏まえ、
調査、実態把握、課題を整理した上で、
適正な管理と保管場所や展示方法に応じた
盗難防止策等、
具体的な方策についてしっかりとした検討と改善を求めていきます。

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