2016年11月16日

県政調査 鹿児島・愛媛

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
鹿児島・愛媛に県政調査に行きました。
まずは
鹿児島県志布志市
農業経営IT化で
工程支援システムを独自に開発、
契約栽培で販路をおさえ、
農業で幸せを創る会社として活躍する
農業生産法人さかうえさんに伺いました。
これまでの「長年の勘」や「経験」に頼ることが多かった
農業の作業を 細かくデータ化、
一つひとつを数値化することで
栽培の効率化と
作物の安定供給を図り、農業経営の効率化を実現しています。
農業の見える化により、
農家の出身でなくてもできる農業ということで
若者の新規参入、人材育成も図られています。
ピーマンの温室の担当主任は神奈川出身の素敵な女性でした。

続けて鹿児島県鹿児島市
鹿児島県議会にて
鹿児島県の
「障害のある人もない人も共に生きる鹿児島づくり条例」について伺いました。
制定の経緯、
国の法律との関係、
市町村とのすみわけ、
制定後の見直しに向けた状況、
制定後の相談やあっせんの状況、
先行県の取り組みからいろいろ伺い、
参考にしたいと調査団全員から質問が相次ぎました。

次は
愛媛県松山市
愛媛県議会にて
議員提案により制定された
「愛媛県家庭における暴力及び虐待の防止並びに被害者の保護等推進条例」
について
制定の経緯や内容、
制定後の取り組み状況を調査しました。
DV,子どもや高齢者、
障害者など
対象によって
根拠となる法令が制定されている弱者への暴力を区分なくすべてとしています。
条例策定後の相談数が倍以上になったそうです。

続けて、
官民連携による自転車新文化の推進について。
全国的にも珍しい自転車新文化推進室の坂本室長から
熱い本気と気合いのこもった説明を受けました。
知事を先頭に幹部職員も県議会も
自転車県としてブランド化に取り組んでいるとのこと。
観光、おもてなし、普及・拡大と
安全利用やマナーアップなどソフト面、
ブルーラインや自転車エリアの設置、
サイクリングコースなどハード面も含め
安全対策にも両輪で取り組んでいます。
市町との連携、
近隣県との連携、
企業団体との官民連携、
県としての条例制定、
万全の態勢づくりに感服しました。




 

コメントをどうぞ