2015年9月7日

環境農政県外調査報告 その3

環境農政常任委員会は
8月26日(水)から8月28日(金)にかけて、
神奈川県の環境農政行政の参考とするため、
北海道において以下の場所を訪問し、
先進的・特徴的な取組について調査を行いました。
第3日目は
④イオンアグリ創造株式会社における地球温暖化防止に効果の高い環境保全型農業の取組
⑤近畿大学バイオコークス研究所における石炭コークスの代替となるバイオ・リサイクル燃料開発の取組

県外調査最終日は
恵庭市の近畿大学の研究所に。

福永社長自ら説明いただきました。
イオンアグリ創造株式会社は、近畿大学と産学連携包括協定を結び、
バイオコークス研究所農地でバイオコークスを利用したハウス加温栽培を行い、
自社農園で安心安全なやさい作りに取り組んでいます。
環境への配慮と低コストな野菜栽培の環境保全型農業を
手探りではじめて今や
全国の農場へ新規採用55人のところ
若者の入社希望が毎年100倍に達しているそうです。


近畿大学の井田民男教授からはバイオコークスについて。
植物由来の廃棄物から製造可能。
製鉄・鋳造炉で石炭コークスに代わるバイオコークスの実証実験を進められています。
石炭に代わるバイオコークスの特許はすでに27カ国!!
国内のみならず海外でも、
そして災害廃棄物にもとその活用は幅広く期待されます。




 

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