2014年12月24日

文教常任委員会 12月22日

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
まちはクリスマスであふれています。
今年は県議会は25日が本会議、採決ということで
街の喧騒をしりめに県庁詰めです。

22日には文教常任委員会の二日目が開催されました。
18日に続き、質問と意見発表をしました。

<県立体育センターの施設設備の大規模改修の検討について>
 県立体育センターの施設整備のあり方を検討するため、
年度中から「検討会議」を設置されることが報告されました。
オリンピック・パラリンピックはもちろん、
その翌年(平成33年)には
本県で2021年「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」の開催も決まっています。
県の進める健康寿命日本一の取り組みやニュースポーツの振興などもふくめた
幅広い整備となるよう要望しました。
知事の答弁では「抜本的な整備が急務」とのことです。
東京オリンピック・パラリンピック大会までの限られた整備にとどまらず、
昭和43年の設置後、50年近くになる本県の体育センターだからこそ
スポーツ振興の拠点となるにふさわしい、今後50年を見越した
長期的スパンでの整備となるよう取り組んでいきます。

<高校生による情報議会>
<高校生による非行防止教室>について
ハイスクール議会で高校生によって提案された情報議会が
公募で委員をあつめ、春休みの先生方向けの研修に向け準備が進んでいます。
情報社会の進展により、SNSはコミュニケーションの重要なツールになっています。
高校生が教材を作成し、教職員にSNSに関する研修を行うというこの「情報議会」は
生徒が講師役になって、教員に教えるという発想は画期的であり、
情報モラル指導を、生徒からの視点も含めて充実させる好機です。
情報社会が進展し、次々と新しい情報ツールやサービスが誕生する中、
子どもたちには、ネット利用を制限するのではなく、
自らが情報を適切に収集、判断、発信する力を育成することが重要です。
また、県内の高校の実践からはじまった
「非行防止教室」も年々広がり
小中学校のみならず、幼稚園や学童なども訪問して
社会的ルールやいじめ、暴力など
子どもたちの抱える問題についていっしょに
考えるよい学習の場になっています。

今後も教育施策や事業展開に
あたって「高校生による情報議会」や「非行防止教育」のような、
生徒が主役となる取組、
児童・生徒が教えられるという受け身でなく、
これらのようにわがことと考え、
自分たちで考え、他に働きかけようと行動することで
教育的効果を得られる手法についても柔軟にとりいれ工夫していくことが重要です。
こどもたちが規範意識を高めるとともに
自己肯定感や自己有用感をはぐくむよい機会となると期待しています。




 

コメントをどうぞ