2014年9月29日

文教常任委員会 一日目

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
もう9月も終わりますね。
すっかり秋めいてきました。
朝夕肌寒いくらいですが、
日中は暑さが残ります。
気温の差が激しいときです。
体調管理お気を付けください。

県議会は本会議は休会中、
常任委員会が行われています。

今日は文教常任委員会が開催されました。
午前中は、県立高校改革をはじめとする報告事項や
議案の説明が当局からありました。
午後からは審議ということで、
私も質問に立ちました。
質問項目は
今回素案が示された「県立高校改革」案について
1.基本計画素案の全体に関して
  多様な生徒の状況を見すえながら、そうした生徒をどのように県立高校で受けとめていくのか、
  県立高校の果すべき役割について
  他県での高校改革の状況と3回目を数える神奈川の改革の意味など
2.インクルーシブ教育の推進について、
  今回の改革で展開しようとしているインクルーシブ教育ではどのような生徒を県立高校で受け入れていこうと考えているのか
  障がいのある生徒が高校で学ぶ機会を広げるために、入学者選抜の方法として、現時点での考え、
  「インクルーシブ教育実践推進校での取組み」
  県立高校で障害のある生徒を受け入れた場合、どのように教育を行っていこうと考えているのか、
3.中途退学生徒の抑止と夜間定時制高校の役割について
  中途退学の抑止・減少につながる手立てについて、
  定時制につい改善と配置の方向性
  フレキシブルスクールについて
4.:地域と絆を強める県立高校づくり-コミュニティ・スクールについて
   県立高校と地域との連携・協働について、これまでの取組みについて伺いたい。
   「コミュニティ・スクール」の制度について
   全国状況
    これまでの「学校評議員」との関係
   「神奈川らしいコミュニティ・スクール」とはなにか
5.基本計画の策定に向けて県民に広く意見を聞く機会の準備
など質問しました。
他にも用意していたのですが、
高校時改革だけでも時間が足りませんでした。

県立高校は公教育の場として、様々な生徒に教育の機会を提供し保障するという点で、
インクルーシブ教育や定時制などは関心も高く、重要な役割を担っていると考えます。
そこで、基本計画の策定に向けては、
広く県としての改革の考え方や方向性を明確にし、示すことが必要ですし、
同時に県民に広く意見を聞きながら、
理解が得られる改革の推進に取り組むことが重要です。
新たに進められる開かれた高校として
コミュニティ・スクール導入を検討することには賛成です。
地域の中学校から進学してくる生徒や保護者、
地域住民とのより強い結びつきを創っていくことや
そうした関係をいかしたり、また新たな工夫をしたりしながら、
地域と共にある県立高校を創っていくことは
地域からも受け入れられることであり、求められていることでもあります。
実施にあたって、
地域にねざした
学校の実情にあった地域との協働や連携づくりと
なることが大切と考えます。
地域、学校、保護者など
ともに高校教育がどうあるべきか
目の前の子どもたちと一緒に
話し合い、考えることができる場づくりとしても
活発な議論の場になってほしいと思います。




 

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