2012年1月28日

いのちの授業

みなさん、こんばんは。きしべ 都です。

今日は勉強会のあと、
南区の平楽中へ。
今年度から、道徳などの授業において
「いのちの授業」を行っています。
4月に校内の「いのちのメッセージ展」
「いのちのミュージアム」鈴木共子館長の講演会
5月に校内スピーチコンテスト「人権について」
映画「0からの風」視聴
そのほかにも国際学習の時間には、
バングラディッシュ等のご家族の暮らしを学び、
「本当の幸せ」について考え、生徒同士の意見交換を行ったそうです。
1月にはそのとりくみに「グローバル教育コンクール2011」学校賞を受賞

今日は 陸上自衛隊東北方面ヘリコプター隊2佐 井上辰彦副隊長の講演
東日本大震災の発災直後から仙台市で救助・救援活動にかからってこられたことから
被災地支援から見えてくるもの」をテーマに
・震災当日の様子
・救助活動や復興支援活動の実態
生徒たちへていねいに話し、また、応えていらっしゃいました。

あらためてVTRの映像を見て津波の被害に息をのみました。
体育館ということもあり、後ろの三年生の席からは
プロジェクターの画面は見えずらく、たぶん解説の文字は
ほとんど読み取れなかったと思うのですが、
1時間におよぶ話に耳を傾け、
画面に見入る生徒さんたち。
クラスでの話し合いでも
被災者はもちろん、
救助に当たる方々、
その家族へも
思いをはせていました。

授業や講演後には生徒同士の意見交換や作文などで
ふりかえりを行い、深化させているそうです。

感想や井上さんへのメッセージを書くときに
びっしりと書いている人もいれば、
ことばにできずに考え込んでいる姿もありました。
なんでも思ったこと書いてみたら?と声をかけると
「初めて知りました」みたいではだめだよね
そんなことでなくて・・・と
簡単に言葉にあらわせないけれど
心に感じたこと、思い
今日の講演をしっかり受け止めているようでした。

今日の講演だけでなく、
これまでのとりくみや
日々の学校生活や授業を通して
「いのち」と「自分自身」の大切さだけでなく、
周りの人たちのいのちと共に生きることの大切さも
しっかり学んでいるようすを見せていただきました。

校舎にはいってから
出会う生徒さんたちがみな気持ちの良い挨拶をされ、
体育館から教室へ帰るまでも
感想や掲示物の説明など
ていねいにはきはき話していただきました。
落ち着いた雰囲気で、のびのびと学んでいて
クラスの話し合いでも普段からの仲のよさがつたわってきました。
先生方の日頃のご指導が感じられました。

ありがとうございました。




 

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