2018年11月 のアーカイブ
蒔田吉良歴史研究会
みなさん、こんにちは、きしべ都です。
「忠臣蔵」の赤穂浪士の敵役でおなじみの吉良氏は
15世紀に
蒔田から世田谷まで
広大な領地をもっていたといいます。
地下鉄蒔田駅近くの
丘の上に
横浜英和学院の校舎が建っています。
その場所に戦国時代
吉良家の居城があったそうです。
今は学校敷地内に
跡が残るだけの「蒔田城」
その城の役割やって
当時の暮らしは?
愛知県の吉良との関わりは?
吉良上野介との関係は?
『地域の歴史を知り、今を見つめ・未来を語り合う』を
キーワードに、
私たちが住み・働き・学び・憩う町をもっと知ろう、
と、誕生したのが「蒔田の吉良歴史研究会」です
講演会の開催、史跡散策、
他の歴史研究会との連携など行っています。
土曜日に行われた
第14回の吉良歴史研究会の講演会は、
原三渓生誕150年記念の「横浜今昔濱自慢」と、
蒔田城と小田原北条氏から嫁いだ姫たちの
「蒔田吉良まぼろしの城と鶴松姫」
蒔田の吉良を浪曲で広めようと
浪曲師 東家 一太郎さんの
名調子で勉強しました。
小田原北条との縁、
北条早雲の時代
吉良政忠の孫「頼康」と
早雲の孫、
北条氏綱の娘「崎姫」との婚姻,
崎姫の連れ子である氏朝が
4代目吉良家当主となり
再び北条早雲の孫、
北条幻庵の娘「鶴松姫」が嫁ぎ、
そのときに
北条幻庵が嫁ぐ娘に持たせた
「嫁に行く心得」24項目の覚書
「北条幻庵覚書」
これは資料として配られましたが、
本物は
4年前に横浜歴史博物館にて
「蒔田の吉良氏 戦国まぼろしの蒔田城と姫君」
の企画展で、展示されたそうです。
今も吉良氏のご家来だった
方々の子孫が
蒔田を中心に
住んでいらっしゃいます。
戦国時代から続く
蒔田の歴史
細々ですが、
研究会に参加し、
勉強させていただいています。
信愛塾 40周年おめでとうございます。
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
3連休はゆったりお過ごしになれましたか?
23日に南区にある
NPO法人在日外国人教育生活相談センター信愛塾の
設立40周年記念集会が盛大に開かれました。
在日外国人、外国につながる子どもたちの
生活や学びの応援,支援を
40年続けてこられました。
子どもたちの日本語指導、
学習支援、
家族も含めた生活支援と
切れ目なく、
学ぶこと、
暮らすこと、
つながることを
丸ごと支えてくれています。
今年は毎日社会福祉顕彰を受賞されました。
今後も増えていく外国につながる家族や子どもたちが、
地域で安心して暮らし
成長していくために
信愛塾の役割はますます大きくなります。
けれど
すべての活動は無償で行われているため、
スタッフはじめ
運営費はいつも火の車で
非常に苦労されています。
こんなに地域と人のための
活動を継続されていますが、
行政支援は
項目ごとであったり、
期限が切られるものであったり、
継続してうけられません。
多くのみなさんに
信愛塾の活動を知っていただき
支えていただけたらと願います。
かな政連 県内教育視察
みなさん、こんにちは。きしべ都です。
21日にかながわ民主教育政治連盟の仲間の皆さんと
県内教育視察をおこないました。
今年は麓市議のアテンドで
横浜のとりくみを学びました。
まずは開設から一年をへた
日本語支援拠点「ひまわり」へ伺いました。
渡日し、日本の学校生活に必要なことや
保護者の役割など伝える
「学校ガイダンス」には、
一年で213組の児童生徒保護者が参加、
特に日本語及び学習状況の確認や
口座開設など関係書類等の作成支援など
学校との橋渡しを行っています。
毎週水木金の週三日、
4週間の集中的な日本語指導と
学校生活の体験を行う「プレレクラス」には
この一年で211名が参加、
15ヵ国の子どもたちが
初期日本語を丁寧に学んだそうです。
小学生は保護者の送迎や
弁当持参などのハードルがあるなか、
在籍校と連携とりながら
たくさんの宿題をこなして
頑張って学んでいます。
「ひまわり」後も
各学校での日本語指導や
市内5ヶ所の日本語教室で
アフターフォロー体制をとっています。
ひまわりも7人体制で一年を乗りきって
多少時間外が減ってきたそうですが、
講師の先生はじめ教員の方々も一般校と同じく
超勤の毎日で子どもたちの支援に
ご尽力いただいてます。
二ヶ所目は
中区コミュニティハウスにて、
横浜市の寄り添い型学習支援事業と
委託を受けている教育支援協会の
地域教育事業や不登校の自立支援事業、
寄り添い型学習/生活支援事業などの活動について、
たくさんの資料と丁寧な説明をいただきました。
以前に南区の希望の教室を
視察に行ったことを
覚えていてくださいました。
NPOでも支援する方々の研修を
しっかり行っていらして
子どもたちの学びと成長を
あたたかく見守ってくださっています。
県内視察の最後は
横浜市教育委員会の
「横浜市が目指す教職員の働き方改革」のとりくみを伺いました。
働き方改革の必要なわけ、
学校の現実、思い、
教育委員会のとりくみと
調査に基づく数字をあげての説明は分かりやすかったです。
出退勤管理の実演もしていただきました。
市としてできることはどんどん
やっていくとの力づよい発言もあり、
ぜひ、
あふれかえっている学校業務の精選・縮小にも
しっかりメスを入れていただきたい。
誰のための学校か
誰のために時間を使うべきなのか
子どもに目線を据えて
とりくむことが必要です。