南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2017年3月 のアーカイブ

2017年3月23日

津久井やまゆり園の基本構想策定は夏まで延期へ

みなさん、こんいちは。きしべ都です。

県は、
7月26日の津久井やまゆり園の事件をうけた
園の再生に向けては
現地での全面たてかえという方向性を決定し、
検討及び調整を進めてきました。

この間の厚生常任委員会はじめ議会での議論や
1月10日に実施した基本構想に関するヒアリング(公聴会)などを通じ
、障がい者団体、支援団体、関係者等から
「全面建て替え撤回」や「地域移行」、「分散化」など
多くの声が寄せられたことをうけ、
当初この3月に策定する予定の基本構想策定を延期しました。

今後の検討について
神奈川県障害者施策審議会において、
基本構想策定に関する部会を設け、
家族会や政令市、
障がい者団体等から、
ご意見をいただきながら、
専門的な見地から検討。
部会での検討結果を受け、
県としての基本構想(案)を作成し、
家族会、
地域住民及び障がい者団体等に説明し、
県議会に報告した上で、
夏頃を目途に策定する予定となりました。
また、入所者本人の意思確認についても、
どのような形で行うのが良いのか、
早期に検討していくこととなりました。

県障害者施策審議会でも
建て替え基本構想をめぐり
「単なる建て替え問題ではない。県のポリシーが問われる」
などの声が上がりました。
基本構想をまとめる過程において
様々ある意見を聞く、理解納得を求める過程こそが
重要です。

常任委員会でも
そこに至るまでの経過を丁寧に進めること、
事件を踏まえた神奈川県の
障がい福祉の推進をさらに図ることを求めました。


2017年3月22日

議会プラザがオープンしました!

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

神奈川県議会では、
県民に開かれた議会づくりの取組みとして、
新庁舎の1階ロビーに「議会情報プラザ」をオープンしました。
誰もが気軽に立ち寄れる議会情報プラザとして
議会の役割や歴史などが、
わかりやすく学べる資料の展示や情報提供を行って行きます。

3月22 日(水曜日)
私も
一年間ですが、
開かれた議会づくり小委員会の
委員として
かかわらせていただき、
オープンセレモニーに
参加してきました。

体験コーナーには
議長席・演壇レプリカがおかれ、
議場内の実際の議長席や質問席を体験できます。
大型ディスプレイには
本会議の中継映像や議会からのお知らせが掲示。
掲示パネルに議会のしごとやしくみを紹介します。
議長席に座ってボタンを押すと
ディスプレイに
議長席での
写真が写ります。

資料コーナーは
タッチパネルパソコンが置かれ、
インターネット中継視聴、
議会内バーチャルツアー体験など
誰でも使うことができます。
展示ケースには
県議会の歴史的文書。
壁には
県議会の歴史の紹介の年表。
県議会の歴史と伝統を
感じていただけます。

県庁においでの時には
ぜひ、
新庁舎の一階ロビーの
県議会プラザへ
お立ち寄りください。


2017年3月22日

高齢者の虐待  家族への支援必要

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

児童虐待や障害者虐待が大きな問題になるなか、
施設や家庭内での
高齢者への虐待も
課題です。
県がまとめた調査結果が
報告されました。
家族内での
虐待の増加に
介護への支援の強化が必要です。

平成27年度における県内の高齢者虐待の状況について

高齢者虐待防止法に基づく、
県内市町村における
平成27年度の高齢者虐待状況

1 養介護施設従事者等による高齢者虐待 通報件数等
   市町村への相談通報件数は98件、
   そのうち虐待の事実が認められた件数は29件

   虐待の内容(重複あり)
   身体的虐待が32人、
   心理的虐待が12人、
   ネグレクト4人、
   性的虐待1人

   対応
   いずれも市町村で
   施設に対する調査を実施して
   事実の確認を行い、
   施設に対する改善計画の提出や口頭の指導、
   職員に対する研修を実施した。

2 家族等の養護者による虐待通報件数等

   市町村への相談通報件数は1,316件、
   そのうち虐待の事実が認められたものは871件

   虐待の内容(重複あり)
   身体的虐待が605人、
   心理的虐待333人、
   ネグレクト189人の順であった。

   虐待を受けた高齢者 889人、
   男性217人、女性が672人

   虐待者
   息子が412人と最も多く、
   娘186人、
   夫167人の順であった。

   対応
   これらの虐待案件に対し、
   市町村では、
   高齢者を虐待者から分離して
   施設に保護したり、
   介護保険サービス等の利用などにより、
   高齢者及び養護者の支援を行った。

3 県の取組み
  施設従事者等による虐待防止の取組み
  「施設職員のための高齢者虐待防止の手引き」を
  活用した研修プログラムの作成と周知
  介護職員や看護師等の施設従事者に対する
  研修や相談の実施
  施設の運営や体制等に問題がある場合は、
  介護保険法に基づく指導・監査の実施

  市町村支援
  市町村職員等に対する研修や
  相談の実施及び「高齢者虐待防止マニュアル」の作成と周知

  県民に対する広報普及
  高齢者虐待に関するチラシの作成と
  周知及び「認知症サポーター養成講座」の実施


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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