南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2015年10月 のアーカイブ

2015年10月9日

環境農政常任委員会 3日目

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
今週は
特別委員会、予算委員会、常任委員会と
断続的に開催され、
あっという間に金曜日を迎えました。

今日は
環境農政常任委員会の
第3日目。
きしべ都も
質問、
議案に対する意見発表を
いたしました。

今日の質問項目は
1.特定外来生物の対策について
外来生物は、本来国内に生息していなかったものが
人為的に海外から国内に持ち込まれたものです。
県では、特定外来生物に指定されているアライグマについて
県が防除実施計画を策定して取り組んでおり、
今回、第3次神奈川県アライグマ防除実施計画素案について報告されました。
○アライグマにより農作物等への被害がもたらされているが、最近5年間の状況について
○アライグマ防除対策について、県と市町村でどのように役割分担しているのか
○県民の理解を得るためにどのような取組をこれまで行ってきたのか、
○今後の普及啓発について
○アライグマのほか、タイワンリスによる被害の状況
○タイワンリスについては、県では防除実施計画を策定していないが、
 タイワンリスについては、どのように対策に取り組んでいるのか。
○タイワンリスがもたらす被害や影響などについて普及啓発にどのように取り組んでいるのか

アライグマやタイワンリスについて、
県と市町村が連携して対策を行っていますが、
なぜアライグマやタイワンリスを防除しなければならないのか、
農作物被害や生活被害だけでなく
感染症にかかるおそれや生態系への影響など
十分に理解していただかなければ、
餌付けをすることなどにより、
対策の効果を減じさせることになってしまいます、
効果的に対策を行うためには
県民への理解のために、様々な手法を検討して、
普及啓発が必要です。

2.まきば館及び周辺施設の民間貸付について
大野山乳牛育成牧場は、
50年近くにわたり地元の協力をいただきながら、
県の酪農、畜産業の発展に寄与してきました。
今後、県営乳牛育成牧場を廃止しても
畜産振興に有効活用できるとして
まきば館と周辺施設については
意欲ある民間事業者を選定して
貸付ることになりました。
慎重な選定はもちろん、
畜産振興や地域の活性化につなげることが
重要と指摘しました。

3.かながわ海岸美化財団の美化啓発事業等について
7月31日に
かながわ美化財団と海岸での美化活動を
現地調査しました。
今回、財団の平成26年度の事業報告書が提出されました。
海岸ごみの美化啓発事業の現状等や内容について、
海岸清掃ボランティアの参加者が、
平成26年度、年間15万人を超え
参加へのはたらきかけや
海岸美化ボランティア団体、
相互連携を図るため交流事業、
環境学習の取り組
今後、県民に広く参加を求めていくとりくみなど
質しました。
かながわ海岸美化財団が
清掃を管轄している海岸は
約150kmにも及びます。
神奈川の美しい海岸を
美しく次世代に引き継ぐためにも
海岸だけでない、
山、川、海をふくめた美化活動と
県民の参加、啓発事業
など重要です。
 


2015年10月9日

予算委員会 開催

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

10月7日に
予算委員会が開催されました。

今年は予算委員会の理事を拝命、
会議中、壇上で
円滑な運営を図るのが仕事です。
質疑が
2以上の常任委員会にまたがるとか、
質疑は通告書の範囲を超えてはならないとか、
一問一答で答弁を含めた持ち時間を超えられないなど
予算委員会のルールにのっとって
運営されるよう
緊張して臨みました。

わが会派からは
伊東議員、松本議員が登壇
1.人材に関する中小企業支援について
2.いつまでも地域で安心して生活できる仕組み作りについて
3.がん対策と未病対策について
4.東京2020オリンピック競技大会に向けたとりくみと県土づくりについて
5.県立体育センター再整備に関するスポーツ及びマグかるによる地域振興について
質問しました。
 9日の質疑については20日から22日の夕方TVKで放映されます。
わが会派は21日(水)18:30~です。
どうぞご覧ください。


2015年10月6日

行財政改革・地方分権特別委員会 10月

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
朝晩、急に涼しくなりました。
「今年一番の冷え込み」を
繰り返して冬へと向かっていきます。

さて、
昨日は県議会で今年設置された5つの特別委員会が開催されました。
きしべ都は今年は
行財政改革・地方分権特別委員会の所属です。
地方自治体にとって
財政状況は厳しく
不断の行財政が必要です。
昨日の質問項目は以下の通りです。
1.本県の財政状況について
①歳入
○税収の比率が全国的にも高いにもかかわらず、
 住民一人当たりの地方税や地方交付税の額が
 全国で一番低いのはなぜなのか。
○住民一人当たりの地方税の額が
 同程度の都市部の団体の中でも
 本県の住民一人当たりの地方交付税が少ない。
 どうして交付税額に差が出るのか。
 県としてどうとらえているのか

②歳出
○本県は義務的経費の比率が高く、
 その中でも人件費の比率が全国を上回って高い。
 その理由は何か。  
 類似府県との比較ではどのような状況か。
○政令市の県費負担教職員について
 ・このねじれはいつから生じているのか。
 ・このねじれの解消に向けて、
  これまでどのように取り組んできたのか。
 ・長年の懸案について
  平成25年に解決に向けた調整が整った要因は何か。
 ・県費負担教職員の総数と、
  このうちの3政令市の県費負担教職員の人数、
  給与負担額はどの程度か。
 ・その財源と、
  ねじれを解消するための政令市への財源の移譲とその整理
 ・税源移譲により
  政令市とそれ以外の市町村が異なる税率になると思うが、
  どのように対応するのか。
○ねじれの解消により、
 本県財政にはどのような影響が想定されるのか。
 ・本県の義務的経費の割合など財政構造はどう変わるのか。
 ・ねじれが解消にともなって
  各政令市はどのような事務を行うことになるのか。
 ・政令市が円滑に行うようにするために、
  どのような課題があるのか。
  県としてどのような支援を行っているのか
 ・政令市における準備の進捗状況や
  移譲に向けた、今後の予定

2.県公共施設の維持修繕コスト
①「公共施設等総合管理計画」の策定について経緯や目的
②緊急財政対策の一環として行った「見える化」と何が違うのか。
③新地方公会計制度との関連はあるのか。
④都市基盤施設などを含めると対象範囲が非常に幅広くなるが、
  どのように検討するのか。また、現在の取組みの状況はどうなっているのか。
⑤管理計画策定にあたり、今後どのような考えで取り組んでいくのか。

県の財政は、
依然として不安定な税収構造や
義務的経費の割合が非常に高いといった根本的な問題は解決しておらず、
今後は老朽化した県有施設の更新などの歳出も見込まれます。
緊急財政対策により、
ねじれ問題の解消や、
出先機関、県民利用施設の統廃合などすすめてきました。
しかし、
まだまだ厳しい状況にあるという意識が薄れつつあるのではないかと、
危惧しています。
今後も、引き続き
事業の見直しや
施策の優先度などしっかりチェックし
県民サービスを向上しつつ
同時に行財政改革を進めていかなければなりません。


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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