南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2015年9月 のアーカイブ

2015年9月7日

環境農政県外調査報告 その2

環境農政常任委員会は
8月26日(水)から8月28日(金)にかけて、
神奈川県の環境農政行政の参考とするため、
北海道において以下の場所を訪問し、
先進的・特徴的な取組について調査を行いました。
2日目の調査は
②ホクレン農業協同組合連合会農業総合研究所
 長沼研究農場における新品種の開発、栽培での取組等
③北海道ワイン株式会社における
 道内ブドウ栽培の大規模な原料供給体制を安定的に支える取組等

まず、夕張市長沼のホクレン農業総合研究所。

生産者所得の向上、
生産基盤の強化めざした営農支援、
品種開発、
食品研究など積極的に進めています。
日本農地の4分の1、年間1兆5000億円の農産物を扱うホクレンの研究農場です。

農協として
品種改良や食品研究を
行政、大学、民間会社とも連携して
これだけの規模で行っているのは
ホクレンさんのみではないかと思います





32ヘクタールもあるほ場を見学しながらちょっと味見もさせていただきました。甘くて美味しい!

フルーツトマト!!大きくて甘い!

消費者直結の新品種開発と平行して
アジア富裕層向け輸出を狙う
その一つが花卉栽培
温室ではトルコ桔梗が満開でした。

午後は小樽にある北海道ワイン株式会社。
洞爺湖サミットのおもてなしに採用されたのは
こちらの原産銘柄 06 winter harvest
各国首脳の称賛を浴びたワインはすでに完売だそうです。

100%国産ブドウにこだわる創業者によって、
ブドウ栽培を地域に根付かせ日本一の生産量にまで牽引、

小樽の地、鶴沼ワインの産地は
冬季には積雪2メートルにもなるそうです。
資金も厳しい経営条件のもとで一本の苗木から
41年のご尽力いまや生産量も日本一を達成されました。

昔ながらの機械をつかって
原料は国産のみ、
さらに栽培方法にもこだわる
ワインづくりは農業であると、
土に奉仕するという思い、
創業からの歴史とご苦労を伺いました。


2015年9月7日

環境農政県外調査報告 その1

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
夏の活動報告が続きます。

環境農政常任委員会は
8月26日(水)から8月28日(金)にかけて、
神奈川県の環境農政行政の参考とするため、
北海道において以下の場所を訪問し、
先進的・特徴的な取組について調査を行いました。

県外調査の一日目はまず、北海道大学へ。

①北海道大学大学院農学研究院における農産物廃棄物の再利用及び
 農用車両のロボット化など農業に関する取組


学部長から丁寧なご挨拶をいただきました。

北方生物圏フィールド科学センター、北大大学院農学研究科の
岩渕和則教授から「バイオマスの資源化たとエネルギー化」を伺いました。
CO2削減にもカーボンニュートラルのバイオマスは有効です。
廃棄物や海洋植物、資源作物バイオマス、燃料用バイオガスなど
まだまだ開発の余地は多いです。
食品残飯炭、牛ふん炭など炭化して高密度化すること
バイオマスの短所を克服できること、
安定性でも他の再生エネルギーより優位であることなど伺いました。

量とコストについて質問しました、
簡単な技術で高度なエネルギー化や安全性についても
可能な方向で低コスト化目指していくことなど伺いました。

続いて、同じく北大大学院農学研究院、ビークルロボティクス研究室の
野口伸教授から「ICT×ロボットによる新しい農業の姿」を伺い、
広い農場で実際に見させていただきました。

神奈川でもスマート農業を目指していますが、
無人運転、一人で3台動かす協調作業システムとICT化の実体に驚きました。

手元の端末で大きなトラクターを無人操作できます。

トラクターとかけっこではなく
無人走行しているトラクターに人が近づくと停止する
安全制御の実験です。

3台の車の強調作業。
真ん中の車両に人は乗っていますが、
安全確認のためと端末操作だけで、
車の運転はしていません、.
高齢化や労働力不足、
重労働や長時間労働など
農業の課題解決に応える実証実験が進んでいます。
GPSやビッグデータの活用などICT化と同時に
プロ農家の知識知恵の保全や継承、
農業の地域性など積み重ねたのノウハウが必需であることなど、
まさしくこれからの農業の新しい姿について学ばせていただきました。
若い方々にもぜひ聞いて見てもらいたいと思いました。


2015年9月7日

平和であることの重み感じたフェスティバル

みなさん、こんにちは。きしべ都です。
8月後半はイベントや視察が続き
ブログも滞りがちですみません。
ちょっと遅くなりましたが
夏の活動の報告をアップしていきます。

8月22日は平和フェスティバル

「平和フェスティバル 2015 in よこはま」は、戦後70年という大きな節目の年に、あらためて平和の尊さ・大切さを認識しなければならないという思いの中、平和であればこそ続けられる「学ぶ・語らう・歌う・踊る」等の文化活動を通じ、思いを次世代に繋げて行きたいと開催されました。当日は、南区の皆様はじめ多くの方々のご参加をいただき、盛会裏に行うことができました。


開会で挨拶する齋藤つよし実行委員長

第一部は平和講演 「沖縄・島ぐるみ会議がめざすもの」
「沖縄『建白書』を実現し、未来を拓く島ぐるみ会議」の
事務局次長でもある琉球大学の島袋 純教授が、
沖縄の歴史を踏まえ、「未来を拓く自己決定権が沖縄にあることを確立していくべき」
「沖縄の海、空、土地は我々の自己決定権の下にある。
ヤマトゥ政権に陳情するのではなく、
世界に発信し、構造的差別を撤廃する
方向性を追求する」
と力のこもった講演をいただきました。

 第2部はステージ
「アジア共生の音楽と舞踊の集い」

最初に横浜中華街で活動されている「廣東獅子團」の皆さん
「庶民の身近にある獅子舞」をめざし、
各種施設への慰問公演やイベントに出演し
文化交流と福祉活動に取り組まれています。

2番目は、横浜、湘南を中心に活動している
琉球舞踊ユニット「いじゅ」の皆さんの琉球の舞踊と楽器の演奏。
琉球王朝時代に中国の使者(冊封使)もてなすために生まれた
美しい所作と華やかな衣装の「四つ竹」

古来からの伝統舞踊の「安波節」「安里屋ゆんた」
三線のNさんと踊り手のYさんは
きしべ都の高校の同期生です。
忙しいステージ活動の中、
無理を言って参加してくれました。

3番目は、南区政60周年で襲名披露された久良岐太鼓のみなさん
日頃の練習の成果を感じさせる息の合った
勇壮な和太鼓を響かせていただきました。。
地域活動に加え、様々なイベントにも参加し、
幅の広い活動をされています。
秋には、また、この南公会堂で和太鼓のステージがあるそうです。

4番目は上大岡を中心に南区・港南区で活動されている
「ハラウ フラ オ レイナニ ミズキ」のみなさん。
ハワイの風を感じる優雅なフラと小学生のかわいい踊り 
和気あいあいとしたオハナ(家族)のような雰囲気で
フラを楽しまれているそうです。
           
5番目に登場した加藤彩可さんは
藤の木中卒業の南区出身。
アルバムも全国リリースして活躍中のロックバンド
「フォンゲイザー」のボーカリスト。
18歳の時はじめての広島を題材にした
「僕たちは戦争を知らない」ほか
「折り鶴」など
フェスティバルに合わせての選曲。
若々しい歌声を披露してくれました。

6番目は「女声合唱団あんだんて」さん。
大学の合唱部からのメンバーを中心に
演奏会活動のほか、老人施設などをまわるボランティアの活動も。
好きな歌を自由に楽しむことも平和であるからこそ。
そんな思いをこめて歌ってくださいました。
             
最後にスペシャルゲストの芹洋子さんが登場。
「四季の歌」や「坊がつる讃歌」「山は心のふるさと」など
清楚で透明感あふれるのびやかな歌声を響かせました。

マイクを手に客席におりて
参加者とともに
「ふるさと」「かあさんの歌」はじめ日本の歌を熱唱。
会場が歌でひとつになり、盛り上がりました。

閉会ではきしべ都も
実行委員の一人としてご挨拶させていただきました。
お盆明けから安保法制の審議も再開し、
戦後の70年の歴史を振り返り、
国民お一人おひとりが声をあげる時が来ていること。
これまでの歴史に学び、考え行動することが大切なこと。
また、第2部では地域で活躍するみなさんに出演いただき、
スペシャルゲスト芹洋子さんをお迎えして 
音楽と舞踊のつどい、皆さんと大きな輪を作っていただいたこと。
平和であればこそ、自由に学び、語り、歌い、踊り、集うことができること。
平和の尊さ、大切さを確認しあう一日となったことなど
話させていただきました。
私たち実行委員は、
今後も継続できるようこれからも力を合わせていきたいと思っています。
どうか皆様のお力ご支援をお願いします。

来年もぜひまた開催してほしいとの声も頂戴しました。
ご参加の皆様はじめ出演者、関係者のみなさんのお力で
盛会裏に終了できましたこと心から感謝申し上げます。


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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