南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2013年8月 のアーカイブ

2013年8月31日

文教県外視察報告 第1日目

みなさん。こんにちは。きしべ都です。

しばらく、打ち合わせや勉強会が続き、ブログ更新は久しぶりです。
8月も終わりになりました。皆さん、お元気ですか?

28日から2泊3日で文教常任委員会の県外視察に行ってきました。
視察先は福岡・長崎です。高校教育について調査してきました。

まずは福岡県教育委員会よりキャリア教育のとりくみをうかがいました。

福岡県ではインターンシップ実施100パーセントをめざし、
23年度で94.7%の実施、

1.ガイダンスの充実、
2.大学・企業訪問、課題研究・発表会、福祉施設訪問、講演会など夢や志の実現にむけた意識向上
3.職業講話や地域清掃活動、モノづくり教室マナー講座など職業観・勤労観の育成
など学習プログラム開発に努めています。
城南高校のドリカムプラン
久留米高校のセサミプラン
小倉商業高校のキャリアプランなど文科省から大臣表彰を受けるほどです。

新卒就職率の向上や離職率の低下をめざし、
体験活動の活用もはかっていて
高大連携で、講義体験や高校への出前講座、合宿のとりくみ
インターンシップで、課題研究や生活産業基礎、工業高校産業印材育成事業など。
社会人特別講師の招へい
モノづくりコンテストや産業教育フェアなど実践力工場事業など
行われています。

ほかに
グローバル人材の育成
国際交流活動や英語教育の充実

高校入試制度など伺いました。

そして特筆すべきは、
福岡県では、西方沖地震をうけて
県立高校の耐震化にとりくみ、
100%耐震化を実現させています。

今後は老朽化対策にも取り組むということで
神奈川はまだ6割未満ですから
ここは大いに見習わなくてはいけません。


2013年8月14日

真夏の想定で 防災訓練!

みなさん、こんにちは、きしべ都です。
日本中が最高気温の更新を続ける猛暑です。

ポスターはずしやご挨拶も
一番暑い時をさけて
伺わせていただいています。

そんななか、
暑さや夜間を想定して
防災訓練が行われました。
今回は防災担当の役員さんや避難所運営委員さんを中心としていますが、
会場校の中学生や校長先生はじめ先生方
区役所、消防署のかたがたも参加されていました。

午後は
救助訓練、

けが人の搬送練習では中学生が大活躍
毛布だけでも、一人でも救助ができる方法など
勉強になりました。

夜間訓練ということで
ランタンの登場
今回は停電を予想しているので、
一晩灯りは、これだけです。
電池はの声に
「手回し発電も可能です。90秒で30分持ちます」
とのこと。安心しました。優れものです。

災害による
避難所設営ということで
必要なもの、手順、分担など
実際に訓練として実地で確認する姿勢に頭が下がります。

そしてまた、チャレンジも!!
とっさのときに
新しいグッズ登場
ただのスーツケースのようですが。

なんとソーラーパネル
充電もでき、
100w(たぶん、メモとってなくてすみません。)
小さなテレビなら2時間
パソコンも使えるので、
緊急時、発電機など準備する間の電源、情報獲得に役に立ちそうです。
車のシガレットからも電源はとれるとのこと。

こうした新しい機材の情報を共有したり、
使い方の検討や、確認をする上でも、
訓練で一堂に会する意味は大きいと思いました。
価格、耐久性、操作性など
防災備品として検討の余地はあると思いました。

おにぎり1個とバナナ一本の夕食が配られ、
夕方、暗くなる体育館で
ランタンを囲みながらあちらこちらで
話の輪ができていました。

お盆前、猛暑の折だけど、
でも、災害はいつ起きるかわからないからね。
と、
季節を変え、設定をかえ、
想定外を減らすために
工夫されている
地域の方々、役員さんの
まちをまもる意識の高さに感じ入りました。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。

 


2013年8月14日

また こらっせ 楢葉っこ

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

震災から2年半たって
いまだ外で思いっきり遊べずにいる
福島のこどもたちを
神奈川にきてもらうとりくみが
この夏休みに
いくつかの団体で行われています。

8月5日から9日まで、
福島県楢葉町の小中の子どもたちを神奈川に招くリフレッシュプログラムが
福島子ども・こらっせ神奈川の主催で行われました。
たくさんの賛同者のカンパや大学生を中心としたボランティアに支えられ、実現したそうです。
前半は、山北町で川遊び、現地校との交流などを通じて山北の自然を楽しみ、
後半は、横浜で中華街やみなとみらいを散策、野島で最後の夜を過ごしました。

夕食後、5日からのプログラムを振り返る

キャンドルファイヤー
大学生ボランティアのスタンツはAKB!
子どもたちの笑顔と歓声があふれました。

被災地の子どもたちのためのリフレッシュプログラムとして
教員出身の参議院議員 那谷屋 正義議員からお話を伺い、
また那谷屋議員は、
5月の国会の予算委員会において質問し、 文科大臣から
「被災した子供たちに移動教 室として
ほかの地域において様々な体験活動や他校との交流による学習の機会を提供すること、
これは教育上においても大変有意義なものである」との答弁を引き出したことも伺ったところです。

那谷屋議員が、今回行われたこらっせ神奈川のとりくみを紹介したご縁で、
プログラムの前の前段集会にも参加し、
福島県伊達市の元校長先生から
福島県内では、伊達市において
新潟県見附市への移動教室が行われており、文科省から
先進的なモデルとなる教育活動を推進する復興教育支援事業の一つとして
9500万円がついていることもお聞きしました。

今回のプログラムでも
山北町の支援があったり、
小田原では鈴廣かまぼこさん
横浜でもランドマークタワー、カップヌードル博物館など
企業の大きな支援があって多彩な体験プログラムが実施できたと聞きます。

しかし、こういった民間の団体が公的な資金援助を受けることがむずかしいことです。
資金をどう集めるかが大きな課題です。
来年も来たいという参加の子どもたちの声、
特に中3の子どもたちから
来年は高校生ボランティアとして手伝いにきたいとの声にこたえるためにも
来年もプログラムを継続するためには、
安定した資金繰りが必要です。

福島県内の学校主体であれば受けられる復興教育支援事業の対象にはならないそうです。
県内で行われる他の団体も同じ状況です。
神奈川県や横浜市なども県内の被災者のための支援を継続しています。
こうした被災地からのリフレッシュプログラムにも
公的な支援が得られ、継続して被災地の支援につながるよう
この意義や成果を伝えていかなくてはならないと感じました。

 


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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