南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2013年6月 のアーカイブ

2013年6月23日

三保松原からの富士山!

みなさん、こんにちは。きしべ都です。 

ユネスコ世界遺産委員会において、富士山の世界遺産登録が決定しました。
イコモスの勧告を逆転する三保松原も含めての登録です。
美しい富士山の姿を一番美しく見える場所として
改めて評価されたことは、本当にうれしいことです。
地元の方々の笑顔や涙、喜びの声が聞こえています。
これまでの静岡、山梨両県および関係者のご努力に心から敬意を申し上げます。
長年の夢の実現、おめでとうございます。

文化遺産としての挑戦を、関係県、市、町、そして市民県民が総力挙げて取り組み、
熱意が委員会での論議に届いたのだと思います。

世界遺産登録をうけて
訪れる観光客、登山者などの増加が大いに見込まれます。
登録がスタート地点とよく言われます。
今後については、
「来訪者管理戦略」の策定
「資産の保全管理」など課題がすでに挙げられています。
入山料などについてはすでに論議が始まっています。

次世代に伝えるための遺産指定の意義を活かした
景観の保全活動や
遺産を活用した観光振興などのとりくみに期待します。


2013年6月16日

子宮頸がんワクチン接種は慎重に

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

先日13日の本会議での黒岩神奈川県知事の発言が
新聞で大きく取り上げられています。

質問は予防接種と副反応についてだったのですが、
知事は

「副反応事故が起きるたびにメディアが大きく捉え、
元気な子どもが死んじゃったんだ、と非常にエモーショナルに伝えることで
裁判になったり、国が負けたりして、危ないことはやめておこうという歴史があった」
「1人が亡くなった時に何人に打って事故が起きたかという分母が日本では分からない。
それで海外のワクチンの多くが日本で使われていない。
診療情報をオープンにし、分母が分かるよう透明性を高めなければ乗り越えていけない問題だ」
「最近も新しく子宮頸(けい)がんワクチンをやってみたら、
副反応事故が起きた、さあどうすると右往左往する今までの歴史が繰り返されようとしている」

たしかに一つの事例だけではなく
多くのデータをもとに語らなくてはいけません。

けれど、
一昨年から
ポリオワクチンについて
国に先駆けて
不活化ワクチン導入を進めてきた
知事の発言としては
いささかの
違和感を感じました。

「日本はワクチン後進国。神奈川の子どもたちを危険にさらすわけにはいかない」
「危険と分かっている生ワクチンを打てと言えるか」

あのとき 知事は生ワクチンによる副作用の危険性を指摘。
不活化ワクチン導入の正当性を強調し、国に対し早期承認を求めていく姿勢も示しました。
県が導入方針を固めた不活化ワクチン接種は、
生ワクチン接種による100万人に1・4人の割合で副作用があることへ
副作用を不安視した接種控えの動きに対する「緊急避難的措置」として行われました。

医師が海外から個人輸入する手法を取り、
県内5カ所の保健所で希望者の自己負担(5千~6千円)による接種機会を設けました。
国の定期接種でないため健康被害が生じた際は補償対象外でした。

知事の発言は
より高い安全性をもとめてのもので、
神奈川県が先進的にとりくんだことは
結果的に
国の不活化ポリオワクチン導入を半年以上前倒しに
繋がるものとなりました。

昨年度の厚生常任委員会でも
導入のあり方
市町村の準備状況
県の役割など取り上げてきたところです。

今回、子宮鋭がんワクチンをめぐっては
厚労省によると
ワクチンの販売が始まった09年12月から今年3月までに
「全身痙攣」「運動機能喪失」「数が数えられない」などの
重い障害がみられるような副作用の報告が878件あがっており、
ワクチン接種への不安が広がっています。

がん予防と副作用と
厚労省の専門家検討会でも委員の判断がわれているなか、
「定期接種は中止しないが、積極的には進めない」
というわかりにくい方針が示されました。

厚労省は
積極的勧奨を一時中止するよう全国の自治体に勧告。
接種対象者への案内送付などは取りやめるが、
効果を重視して接種を希望する人のため、
ほとんどの自治体で無料で受けられる定期接種からは外さない
玉虫色の対応です。

この間の接種について母数と副作用について
きちんとした説明が必要です。
もとより、
子宮頸がんは
年間約1万人が子宮頸がんと診断され、
2011年には2737人が亡くなっており、
子宮頸がんの発生率は若い世代で増加傾向にあるなか、
将来のり患予防に
定期接種化されたものです。

将来の予防と、
副作用の心配と
限られた情報で一般県民は判断を迫られてしまいます。

早急の検証が必要であり、
副作用について丁寧な情報提供を急ぐべきと考えます。

子宮頸がんは
子宮の入り口(頸部)に発生する癌ですが、
性交渉による
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で起こるとされています。
接種対象であるのは小6~高1ですが、
今急いで接種の必要があるとは言い切れません。

 

 


2013年6月13日

代表質問 一日目

みなさん、こんにちは。きしべ都です。

県議会は昨日から代表質問が始まり、
論戦開始です。

今日は
わが会派の副団長
相模原市選出の長友よしひろ議員が登壇しました。

質問項目は
1.保健医療、子ども・子育てのとりくみについて
(1) かながわぐるみ・こども家庭応援プランの進捗について
ア、かながわぐるみ・子ども家庭プランの成果と今後のとりくみについて
イ、新たな制度の課題と国への発信について
(2) 保健・医療体制の整備について
ア、新たな形の医学部の設置と保健外併用療養について
イ、不妊治療支援について

2.国際化にむけたとりくみについて
(1) 神奈川の魅力発信のとりくみについて
(2) アフリカ開発会議に関連する成果と今後のとりくみについて
ア、会議開催に関連するとりくみの成果について
イ、将来につながる今後のとりくみについて

3.行政および財政改革のとりくみについて
(1) 県職員にかかる諸課題について
ア、内定辞退者減少へのとりくみについて
イ、給与決定制度等のあり方について
(2) 緊急財政対策へのとりくみについて
ア、県有施設の見直しについて
イ、行財政改革指針の改定について


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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