南区から県会へ!やさしさとぬくもりのある政治を目指します!
神奈川県議会議員 きしべ都

活動ブログ

2011年3月 のアーカイブ

2011年3月19日

勇気を翼にこめて

こんばんは。
今日は市内の多くの小学校で卒業式でした。

私も12月まで勤務していたI小の卒業式に出席させていただきました。

卒業生が入学したときに赴任したので、ちょうど入学式と卒業式と両方に立ち会うことができた子どもたちです。
前日に配布されたPTAの広報誌には1年入学時の写真も並べて掲載されていて、あどけない幼児の顔から、今日の顔つきを比べ見て、月日の経つ速さと、面影を残しつつ日々成長するたくましさを感じます。
12月に別れたときと比べても、ぐんと背が伸びていたり、顔つきがおとなびていたり、声が低くなっていたりと短い間にも変わっていました。
元気過ぎて担任していたときは毎日叱ることも多かったけれど、明るく元気で前向きな生きる力にあふれた子どもたち。
今日もとってもがんばって、すばらしい卒業式でした。
証書授与の緊張した面持ち、呼びかけの凛とした声、思いのこもった歌声、卒業生より早く泣いてしまったかもしれません。

卒業生のみなさん、おめでとうございます。
新しい一歩を自信をもって、夢をもって、踏み出してください。

無事に卒業式を迎えられるという当たり前のことが、実はたくさんの人に、さまざまなことに支えられていることに気がつかされた今回の大地震です。

1週間前の地震で午前授業になったり、給食も早く終了してしまったりと今日を迎えるまで予定の変更が続き、大変だったことも、被災地を思えば、自分たちは恵まれていると、感謝をもってすごしたと聞きました。小学生もまた遠い被災地に思いをはせて、考えて、行動しています。

『勇気を翼に込めて、希望の風に乗り、
この広い大空に、夢を託して
飛び立とう、未来 信じて
はずむ若い力 信じて 飛び立とう
この広い大空に』

「旅立ちの歌」の歌詞が今年は例年より胸に響きました。

目の前の子どもたちも、避難所でふるえる子どもたちも、
被災地で大人を手伝い、ボランティアに励む子どもたちも
どの子にとっても、信じるにたる未来であるように
夢を託せる社会であるように
私たち大人が今、頑張らなければ。


2011年3月18日

春よ、急ぎ足で来い

みなさま、こんばんは。

東北地方太平洋地震発生から1週間が過ぎました。

被災地の惨状にことばもありません。

地震、津波の自然災害だけでなく、引き続いての原発。
解説されても、わかりにくい現状と見通し。

テレビやラジオ、インターネットの情報で知る毎日です。
心配ばかりで何もできないことへのいらだち。
今すぐに必要と求められているのに、応えられないもどかしさ。

自分にできることは
節電。買いだめしないこと
情報を集め、冷静になること
義援金をおくること
被災地に関心を寄せ続けること
役に立てることを探し続けること
なんて無力なのでしょう。

これだけ甚大な被害からの復興には
私たちの関心や協力や努力も復興まで継続して長く続けることが必要です

防災、災害に強いまち作り
今すぐにも欲しいものをとどけられないもどかしさを
忘れずに、まち作りに生かさなければなりません。

せめて避難所で不安で不便な生活を送る方々に
早く必要な物資がゆきわたりますように。
春よ、早く来て。
せめてこの寒さだけでも、なくなれ。


2011年3月9日

「パンとバラ」の日

今日は3.8  ミツバチの日。

そして、国際女性デー。「パンとバラ」の日

パンは賃金・労働条件の向上、バラは女性の尊厳・人権の確保のシンボル。

今から150年前、日本では横浜の開港のころ太平洋の向こう、ニューヨークでは、工場で長時間働かされ、しかもやすい賃金に据え置かれていた女性たちが抗議をおこなったことを始まりとしています。

その後1908年3月8日には、賃金改善と労働時間短縮、そして婦人参政権を求めて「パンとバラ」を掲げてデモを行ったそうです。日本では明治41年のころ以来、世界中でこの「パンとバラ」をシンボルにさまざまな行動が展開されています。女性の生き方。働き方。じっくり考える一日。そして一人一人が小さな一歩を踏み出す日、記念日を祝うだけでなく、今できる行動を起こす日。 それを世界の女性と繋がって運動することを約束した日。

150年経っても、男性と女性の賃金格差は大きく、日本の女性の多くは非正規の仕事、パートタイムなど真っ先に雇用を切られる弱い立場で、しかも社会保障などセーフティネットからもこぼれ落ちています。外で働いてない女性も、家事・育児・介護などのアンペイドワークを抱えながら、暮らしています。女性は強くなったと言われても、賃金や福祉や保障など、社会的にはまだまだ、まだまだ女性は、弱い存在です。まずは、ワークライフバランスの実現にむけて取り組まなければなりません。

とはいえ、私の今年の3.8の一日は、女性の議員の比率を上げるため、今日も一日しっかりがんばって活動しました。地域の中で、連帯はできなかったのですが、地域の満開のバラならぬ梅に癒され、和菓子やさんに並ぶパンならぬ桜のおまんじゅうに誘われるまま、買い求めるという小さな楽しみも忘れませんでした。

今日も書いているうちに長くなって、気がついたら日付が変わってしまいました。

今日は3月9日、市内の中学校は卒業式です。
暖かで穏やかな一日でありますように。

現場の声を 住民の声を みんなの願いを県政

きしべ 都


 

神奈川県議会議員 きしべ都

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